プロフィール

2001年、日本女子大学 文学部
卒業。 同年、テレビ朝日入社。
政治部記者
「朝まで生テレビ!」進行

過去のコラム

  • mixiチェック

起点と終点

投稿日:2015年10月26日 11:36

長い夏が終わりました。
秋も深まり、季節外れのご挨拶ではございますが…。
7月をもって、アナウンス部から政治部に異動しました。
「朝まで生テレビ!」は引き続き担当しながら、
現在は官邸クラブで記者として一から学んでいます。

朝生①

同じ政治報道の分野においても、
アナウンサーと記者ではおよそ仕事の内容や視点が異なります。
スタジオで第一に求められたのは、安定感と安心感。
落ち着いた表情で、聞き取りやすく、1秒の過不足なく伝える。
記者になって痛感するのは、今まで伝えていたニュースが出稿に至るまでに、
どれだけの情報に触れ、精査され、取捨選択を繰り返されてきたのかということ。
ニュースの終点を担うアナウンサーと、起点を掘り起こす記者。
双方を経験することで何が見えてくるのだろうと、
暗中模索、右往左往の中、永田町を日々走り回っています。

戦後70年談話が発表され、安全保障関連法案が採決されました。
田原総一朗さんからの「村上さん、どう?」という問いかけは、記者になった今も同じ。
世の中の漠然とした空気を切り取るのか、取材から見えてくるものなのか、
解説なのか、提言なのか、感想なのか。
起点と終点。
立ち位置が変わっても、言葉で伝える重みに変わりはありません。
解を探しながら、眼前に心して臨みたいと考えています。

異動に伴ってコラムをしばらくお休みしていましたが、
この度、再開させて頂くことになりました。
アナウンス部時代のバックナンバーもご覧頂けますので、
よろしければお立ち寄り下さい。

引き続き、これからもどうぞよろしくお願い致します。

朝生②

2015年10月25日
村上 祐子

  • mixiチェック

フォトギャラリー

フォトギャラリーを詳しく見る≫