プロフィール

2001年、日本女子大学 文学部
卒業。 同年、テレビ朝日入社。
政治部記者
「朝まで生テレビ!」進行

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セクシャルハラスメント

投稿日:2018年05月09日 15:34

最近、セクハラについて問われる機会が増えました。

取材相手の男性から、恐る恐る「これってセクハラになりますか?」と問われることも。

現場取材では戸惑いが広がっています。

 

もし自分の身に起きたら?

実際に起きたこともありますし、その時は「応じられない」と断りました。

記者にとって、取材の機会を自ら失うことは致命傷になります。

受け流せるか?受け入れるか?逡巡した上での判断です。

 

仕事をしていれば様々な局面に直面します。

ただ、セクシャルハラスメントほど、自尊心の逃げ場が閉ざされる行為はありません。

立場を利用した安易な気分転換、支配欲を満たすだけの趣味に、心身をすり減らす必要はない。

これまでの社会人経験から得た結論です。

場の空気を損なわないように振る舞いつつ、でも内心は深く傷つく痛みを、

せめて身近な人には分かって欲しい。

でも今は、世の中全体で考える段階に来ているのかもしれません。

 

他方、「女性だから得する」と言われることもありますし、

実際に、性別を理由に取材を許可された経験もあります。

ただ、セクハラを否定する以上は、性差を都合よく扱うことは出来ません。

 

仕事で何を大切にするか。

自分なりの職業倫理と照らし合わせながら、

何が良くて何がおかしいのかを、日々考えています。

 

朝ま生テレビ①

 

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