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日本大学アメフト事件の奥にあるもの

投稿日:2018年05月24日 17:15

今回の日本大学のアメフト騒動を見ながら、「やはり日本にはスポーツが本当の意味で根付いていないのだなあ」という思いを強くしました。

しかし、その反面、今回の問題がこれだけ大きく取り上げられたということは、本当のスポーツの意味を分かる人たちが増えてきているということだと胸をなでおろす部分もありました。

個人的に強く感じた二つの点を、ここで書いてみたいと思います。

 

1

 

スポーツの歴史を紐解くと、そこにはスポーツに内包される「高潔さや品位」といったものが存在していたことがわかります。だからこそ、スポーツは紳士が行うべきものとして愛好されてきたのです。この「高潔さや品位」という言葉は「インテグリティー Integrity」と言われ、最近、2020年を前に、日本のスポーツにも強く求められるものとして注目されるようになってきました。

「インテグリティーと言っても、よくわからない!」

「そもそも、スポーツなんて、勝つか負けるかなんだから、そんなきれいごとは言っていられない!」

「肉体労働のスポーツに高潔も品位もあるものか!」

そう思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、スポーツからこのインテグリティーを除いてしまうと、スポーツ自体が成り立たなくなってしまうのです。いわばスポーツを行うための前提条件、約束事のようなものです。

たとえば、

★八百長や不正操作を行わない。

★チート行為(だますような行為)は行わない。

★ドーピングはしない。

★ハラスメント行為はしない。

★人種差別はしない。

★贈収賄を行わない。

★スポーツの自治に対する外部からの圧力は受けない。

★スポーツ団体のガバナンスが正しくおこなわれていること。

 

このように列挙するとなんとなくわかっていただけるかもしれません。

今回の事件には、このインテグリティーが著しく欠けているのです。すなわち、スポーツの前提条件を理解しないままに、スポーツが行われていたのです。

 

もう一つ。

日本独自のスポーツ風土も、今回の事件のバックグラウンドにあります。

日本のスポーツは明治時代に学校体育から始まりました。軍隊組織を模して行われてきた体育教育においては、指導者は教員であり、行うのは生徒です。そこには歴然としたヒエラレルキーがありました。当然、教員は生徒に対して命令口調で指導を行い、生徒はそれに口答えすらできずに従ってきたのです。

時代が変わってもこの形は残滓として残っています。

監督やコーチは上から目線で指導、選手は盲従。

目上の人は指導者だけではありません。学年による上下関係も強く残り、上級生が下級生をいじめる等、スポーツ界では至る所でハラスメントが行われている状態です。

 

スポーツの意義とはなんでしょう。

昨年3月に策定されたスポーツ基本計画の本文にこんな文章があります。

<スポーツは「世界共通の人類の文化」であり,国民の成熟した文化としてスポ ーツを一層根付かせ豊かな未来を創ることが,スポーツ振興に携わる者の最大の 使命である。 スポーツの「楽しさ」「喜び」こそがスポーツの価値の中核であり,全ての人 々が自発的にスポーツに取り組み自己実現を図り,スポーツの力で輝くことによ り,前向きで活力ある社会と,絆の強い世界を創る。>

 

今回の事件は、この文章を最初から最後まで覆していると思いませんか?

 

「日本のスポーツは何かがおかしい」と感じて40年以上、情けないと思いながらスポーツにかかわる仕事をしてきましたが、ある意味、この事件をきっかけに、全てが変わってくれるといいなと思っています。

膿はすべて出し切ってしまいたい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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アーバンスポーツの祭典 広島に上陸!

投稿日:2018年04月07日 19:15

スポーツも時代の流れとともに変わっていくもののようです。

かつては「不良の遊び」などと言われていたスケートボードやスノーボードが今や五輪種目です。

若者は既成の決まりきったスポーツではないものに魅力を感じるのでしょう。

自分たちでクリエートする喜び、ルールを作ってその中で競い合う楽しみ、そんなものが感じられるアーバンスポーツの祭典、FISEが日本初上陸です。

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広島は木曜日金曜日とあいにくの雨と風に見舞われ、中止になってしまうものもありましたが、土曜日からは晴れました。ただ、気温は12度と異常な寒さ。初夏に突入したかのような25度の東京から移動していった身にはこたえました(笑)

スケートボード、BMX、ボルダリング、ブレイクダンス、ローラーインラインスケート、そしてパルクール。さらにはトランポリンも行われていました。

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私の本命はパルクールを初めて生で見ることでした。

去年の2月、スイスのローザンヌで国際体操連盟FIGの渡辺会長の取材をした時に、このパルクールをFIGの種目として認め、さらには将来五輪種目にという話し合いが理事会で行われていました。その様子を見ながら、一度実際に見てみたいと思っていたのです。

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まさに山あり谷あり、急こう配の障害物やパイプの上を軽々と移動しながらタイムを競うものと、回転やひねりの技のテクニックを競う2種類があります。

競技も新しいものなら、それを撮影するカメラなどの機材も新しいものがこれでもかと使われていました。ジャイロ付の一脚、スチールとムービー兼用のカメラ、ドローンなどなど。

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このFISEの様子はインターネットテレビのAbemaTVで中継されました。

 

今回のイベントで、すてきだなと思ったのは、こちら。

子供たちがいろいろ挑戦できるコーナーがふんだんに作られていたのです。

 

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子供のころを思い返せば、私は完全にパルクール派。納屋の屋根から飛び降りたり、庭に作ってもらった鉄棒をくるくる回って飛び越えたり、材木を乗せる馬と呼ばれる台を飛び越えたり・・・そして、こんなお転婆さんになってしまいました(笑)

でも、現代っ子たちはそんなものはありません。こうした機会を利用して自分の体を操ることを体験していくのでしょう。初めて見る競技に目を真ん丸にして驚いてみていた子供たちが、今度は自分で挑戦してみる。この体験が心の中に落とす種が将来どんなふうに育っていくのでしょう。

 

前回のFISEはフランスで行われ、若者が5万人以上集まったそうです。日本では家族連れが多いように見受けられました。その国その国に合わせたイベントの作り方というのもあるようです。

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平昌オリンピックを振り返って

投稿日:2018年03月09日 20:30

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オリンピックというものがいかに「ため込んだエネルギーを一瞬で爆発させなければいけない」時と場であるか、今、ひしひしと感じています。

大活躍をした小平奈緒さんが五輪後に中国で行われた世界スプリントの1000mを棄権しなければならないほど体調を崩し、さらにはその後行われる予定だったワールドカップへの出場も見送ることが発表されました。それほど彼女はあの瞬間に全力を注入したのでしょう。

 

小平金メダル

 

今回は「今の小平にしかできないことだから」と結城コーチの助言もあって引き受けたキャプテンとしての仕事もありました。体調維持を考えて開会式は欠席しましたが、極寒の中、閉会式ではしっかり日の丸を持って、選手達に挨拶していました。偶然のことではありますが、私が座っている目の前に立ってくれるという奇跡のようなシーンでした。夜の寒さは疲れた体に鞭打つようにこたえたことでしょう。さらには連日のテレビ局でのインタビューと帰国後の会見や関係各所への挨拶回りをこなし、日本滞在40時間余りで中国に向かったのです。

小平さんの今シーズンを見届けてから、平昌五輪のまとめも書こうと思っていましたが、私もミンスクのワールドカップファイナルには帯同しないこととなり、ここで、私の19回目のオリンピックを振り返ってみたいと思います。

 

 

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凝縮された時間と空間、それがオリンピックです。

出場する者、それを支える者にとって、人生の一番濃い時間かもしれません。

 

それは私たち取材スタッフにとっても同じことです。

一人一人のアスリートが深い思いと身体を鍛え上げながら積み上げてきたものを、オリンピックの一瞬から切り取って、その重みを伝えていく作業は、取材する側の思い、取材蓄積、表現などすべてが問われるもののように感じます。

 

今回のオリンピック取材で久々に懐かしい人々にも会いました。

1992年に中国で初めて冬の五輪メダリストとなった葉喬波さんもその一人です。ちょうど橋本聖子さんが活躍していた頃の選手です。

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彼女は4年後の北京冬季五輪の準備メンバーとして様々な仕事をしていました。かつて取材をさせていただいたご縁はこうしたところでも役立ち、今の中国がどのような体制で北京五輪に向かおうとしているかなどもうかがえました。

 

オリンピックで4年ぶりにお会いする方々もいらっしゃいます。アスリートのご家族はその代表的な存在でしょう。ウイリアムソン師円さんの父、ポールさんと会うのはソチ以来でしたが、息子を応援する姿を拝見しながらその月日のブランクは全く感じられませんでした。誰かを応援する気持ちは今も4年前も全く変わっていないからです。

 

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「カーリングを通じて誰もができる楽しいスポーツを普及したい」。カーリング解説でお馴染みだった故小林宏さんを中心に作られた「軽井沢カーリング会議」のメンバーとして軽井沢通いするうちに、私もカーリングの面白さに目覚め、男子として20年ぶりの五輪出場を果たしたSC軽井沢倶楽部のメンバーたちのサポーターとなりました。平昌の試合で決勝進出がならないとわかった瞬間に見せた男泣きに、4年間の彼らの日々が映像として見えたように思えました。

 

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また、出会いは選手やその家族だけではありません。スタッフも同様です。この数年間、報道ステーションの宮嶋企画のカメラマンとして仕事をしてくれていた松本健吾さんもバンコク支局から平昌入り。久々に一緒に仕事をすることもできました。さらには、オリンピックでその腕の良さに改めて感心させられたのは、これまで15年以上に一緒に仕事をしてきた池田鉄平カメラマンでした。

 

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ソチ五輪の時に続いて、スピードスケートを一緒に取材してきた青木美詠子ディレクター、そしてバンクーバー五輪の時にはスピードスケート選手として出場していたHTBの太田明生記者、今シーズンからスケート担当となり、めきめき腕を上げた寺尾拓人カメラマンなど、すてきなメンバーにも恵まれ、とにかく楽しく面白く、そして限りなく熱く厚く取材をすることができました。

本当に人に恵まれていると思います。

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今、平昌オリンピックを終えて感じることは、皆、どこかでつながり、一人一人の思いが重なって、さらに熱量のある思いとなって、誰かに伝わっていくということです。

 

16年前、まだ中学生だった小平奈緒さんと初めて会って言葉を交わした瞬間からつながった「縁」は、取材を続けるうちに、たくさんの思いを私の中に積み上げてきました。いつしか、私にとって、小平さんは女子アスリートの理想の姿となっていったのです。それらが、平昌オリンピックで一つの形になっていったように感じています。

 

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人と人がつながり、心を響き合わせること。

これらを大切にしながらこれからも生きていきたいなと素直に感じています。

 

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平昌五輪の番組を見てくださった皆様。ありがとうございました。

 

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平昌オリンピック その6 のりきるための食事

投稿日:2018年02月24日 17:20

 

世界中からアスリート、コーチ、スタッフが集まり、さらにそれを報道するメディアが集うオリンピック。

メディア村の朝の食堂は長い列ができて、席に座るまでに15分はかかります。

 

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おかゆやブルゴギ、キムチなど韓国料理をはじめとして、スープ、サラダ、パン、温野菜、卵、魚、果物、さらには回教徒のためのハラル料理も用意されています。大会期間中は基本的に毎日同じメニューです。自分の好きなものを取っていけばよいのです。

今回はフィギュア、スピード、ショート、ホッケー、カーリングなど氷の上で行われるものは江陵で行われています。そこからメディアヴィレッジまではバスで20分。そのメディアヴィレッジからさらに50分ほど行ったところに平昌があり、IBC(国際放送センター)があります。IBCから雪山のそれぞれの競技場に、またバスに揺られて30分から50分かけて移動します。

 

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<メダルプラザで取材中。これが恐ろしく風が冷たい>

とにかく移動距離がかなりあり、さらに競技も午前中から行われるものと夜に行われるものの2つに分かれているため、食事をする時間がほとんどないのが実情です。

出先のプレスセンターの机の上には、日本から持って行ったおさかなソーセージや豆乳クッキーなどを並べての作業です。今回も日本水産様からご提供いただきました。もう感謝感謝です。

「この魚肉ソーセージで今回は生き延びた!」という声がカメラマンたちからも聞こえてきたほどです。」

どうしても炭水化物が多くなりがちな簡易食の中での貴重なタンパク源です。

 

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ちなみに、こちらはベラルーシの記者さん。韓国の麺に、バナナ、そしてクッキーをほおばっておりました。

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この記者さんにおさかなソーセージを差し上げたところ、「こりゃ、うまい!」と言ってぱくついておりました。魚でできているの?肉は入っていないの?といろいろ聞かれてしまいました。かなり新鮮な体験だったようですよ。

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もちろん毎度おなじみで、海外メディアもびっくりの光景、IBCのテレビ朝日のブースには、今回もずらりとカップ麺やカレーが並べられています。山から下りてきての温かいカップ麺は、えも言われぬおいしさだったようです。

 

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今回、私はできる限りメディアヴィレッジのダイニングに通い、朝食で一日分の栄養を取るつもりで食べていました。知り合いのオランダ人カメラマンが「なんてたくさん食べるんだ!」と笑いながら言っていたほどです。しっかり食べて、あとは捕食で済ます。取材終了後、25時までやっているダイニングに滑り込みで行ける日はそこで遅い夕飯。このパターンで乗り切りました。

時差のないオリンピックは終わると即伝送で素材を東京に送るため、ばたばたばたばたです。時差が12時間あったリオデジャネイロも大変でしたが、時差ゼロの平昌も大変。ああ、オリンピックは少ない人数で、多くのスポーツを凝縮された時間の中で処理するので、本当に大忙しなのです。

残すところ、あと二日。

ここまで乗り切れたのも、しっかり食べるべきものを食べられるときに食べる術を身に付けたからに違いません。(笑)

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平昌オリンピック その5  長野から平昌へうけつがれたもの

投稿日:2018年02月20日 13:41

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小平奈緒さんが女子500mで金メダル。それも37秒を切って、平地での世界最高記録、オリンピックレコードをマークする滑り。ここに至るまでの道のりを考えると感無量でした。

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レースの後、奈緒さんは300通以上のラインメッセージを読んでいて、結局一睡もせずテレビ局や記者会見に回ったそうです。

そこでもとても素敵な言葉がありました。

「金メダルをもらうのは名誉なことですが、どういう人生を生きていくかが大事になると思う」

本当に素敵な言葉です。

これまで多くの選手を取材してきましたが、私が時折メダリストに感じる違和感を払しょくし、そうだ、その通り!!と膝を打ちたくなったほどの金言でした。

 

ところで、この写真・・・・・どう見ても変ですよね。

左から小平さん、私、そして清水宏保さん

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2つの間違い探し・・・できましたか?

 

その1:なぜ銀メダルなの?

優勝した奈緒さんはスケートオーバルでフラワーセレモニーを行ったものの、金メダルの授与は2日後の夜になりました。そのため、ぶら下げているメダルは1000mの銀メダルなのです。

 

その2:なぜ奈緒さんが真ん中にいないの?

メダルを下げた小平さんを中央に写真を撮ろうとしたら、清水宏保さんが、「真ん中は宮嶋さんです!」と言ってこうなりました。その意図とは・・・・(笑)

 

謎解きの始まりはじまり・・・・まずは小平さん子供時代のお話から。

幼少の小平さんがスケート靴を履いた時から、そばにはいつも父、安彦さんの姿がありました。スケート経験がなかった安彦さんは、トップスケーターの練習やレースを見ながら、奈緒さんに「あの選手はこうやっているねえ」「今度はこうしてもたらどうだろう」とアドバイスをして、奈緒さんの好奇心を刺激していったそうです。

1998年長野オリンピックで清水宏保さんの金メダルや岡崎さんの銅メダル獲得をまじかで見ると、小学5年生だった小平奈緒さんは将来オリンピック選手になりたいと夢を膨らませます。

ここまではよくある話なのですが、ちょっと違うのはここからです。

一度思ったらそのために着実にことを運んでいくのが奈緒さんです。テレビのスケート関係の番組をほとんど録画し、それを繰り返し繰り返し見て、中にはテープが摩耗して切れてしまったこともあったとか。またお姉さんが知らずにほかの番組を録画してしまって大事なスケート番組が消えてしまった時などは大泣きをしたそうです。

奈緒さんが録画した番組の中には私が制作したニュースステーションの特集企画もあったようです。

ニュースステーションという番組ができて間もなくの1987年から私はスピードスケーター橋本聖子さんの特集企画を作るようになり、1年に2度は聖子特集を作っていました。さらに清水宏保さんの取材を始めたのが1991年の年末、まだ清水さんが高校生の頃です。そして、清水さんを取り上げた特集を作ったのが1993年、リレハンメル五輪の直前でした。その番組は清水さんにとっても本格的に取り上げられた初の特集だったそうです。

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今でも清水さんは会うたびに「僕を最初に取り上げてくれたのは宮嶋さんですから」と言ってくれるのです。ちょっと照れくさいですね。

1997年には岡崎朋美さんの特集も作るようになりました。そんな番組を奈緒さんが録画して何度も見てくれていたのです。

 

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今から十数年前でしょうか、長野のエムウェーブのミックスゾーンでのことです。レースを終えた選手にインタビューするために待っていた時、私の方につかつかやってきて、突然声をかけてきた少女がいました。

「いつも岡崎さんや清水さんのスケートの特集番組を見ています。私も将来宮嶋さんに特集を作ってもらえるように選手になりたいです」

にこにこしながら、でも、ちょっとはにかみながら、いえ、かなり恥ずかしそうに、そう言ったのです。それが当時スーパー中学生と言われた小平奈緒さんでした。

「ええ~?」

そんなことを言われたことが全くなかったので、私はもうびっくり。

あとで聞いたことですが、人の前に出ることが好きではない恥ずかしがり屋の奈緒さんですが、「スケートのことになると人が変わったように積極的になれるんです」とのこと。

これが私と小平奈緒さんとの出会いでした。

それ以来、大会があるたびに奈緒さんのことを気にしてみるようになり、2010年バンクーバー五輪前に小平さんの特集を初めて制作、現在に至っています。テレビ朝日がスピードスケートのワールドカップの放送権を持っていることもあり、その活躍を取材する機会にも恵まれてきました。

 

奈緒さんにインタビューをして驚くことは、テレビの番組で清水さんや岡崎さんが言った言葉をよく覚えていることです。彼女のスケート好きの根底に私の作った番組が少しでも役にたっているんだなあと、うれしくなってしまいます。

 

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清水さんが、私が真ん中に納まるように写真を撮ろうと言ってくれたのは、長野と平昌をつなぐ役割を果たしたという意味があったからのようです。まさに嬉しいやら恥ずかしいやらの心境です。

さらに、今夜2月20日の報道ステーションで、小平奈緒さんと私の対談が放送される予定です。いったいどうなりますやら・・・

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平昌オリンピック その4 人々の楽しみ方

投稿日:2018年02月17日 16:21

 「観客はどうやってオリンピックを楽しんでいるのだろう?」

今回はそんな視点で見てみたいと思います。

 

まずはチケットを購入して会場でを競技を楽しむ。これが王道ですが、いやあびっくり。

ご存じフィギュアの羽生選手の出場に合わせて日本からたくさんのファンが詰めかけました。

「ここは長野のビッグハットかと思ったよ」

そんな関係者の声が聞こえてきたほどです。

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日の丸とぬいぐるみ持参で羽生選手復活、そして歴史的瞬間を自分の目で確かめたいというファンの熱い思い。

中には羽生選手の衣装を着せたクマのプーさんを手にしている方もいらっしゃいました。手芸とフィギュア観戦の趣味が合体したんですね。

40代から50代の素敵な奥様とお見受けするような方がいつもは多いのですが、今回は30代の方もかなり見受けられました。

そんなファンの声援に応えるかのように、羽生選手は見事でした。

怪我の痛みが残る中、ショートプログラムの前に、一度も通し稽古をしないまま、本番に挑ん他のこと。頭のイメージの中で練習していたんですね。そしてあのパーフェクトな演技。

さらにフリーでは、後半ハラハラさせるような場面もありましたが、決めるところをしっかり決めて最高得点。

宇野選手も力強い滑りを見せて1,2フィニッシュ。

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日本のフィギュアスケートの歴史的な場面を目にすることができたファンはこの上ない喜びを感じたことでしょう。

 

フィギュアスケートのユズのおっかけファンに負けず劣らず、目を引くのはスピードスケートのオランダからやってくるファンです。

オレンジ色の派手な衣装を着けているので一目でオランダ応援団とわかります。

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頭に付けたこの大きなリボンの裏側は・・・

 

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ご覧のようなチューリップの花束になっています。

スピードスケートの応援団は選手の応援におそろいのコスプレで世界を股にかけて応援しに行くのです。そのにぎやかなこと。こうやって仲間や家族でオリンピックを楽しむのもなかなかいいものですね。

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イベントの合間には、オリンピックの公式スポンサーとなっているメーカーのブースにも長い列ができています。体験コーナーもたくさんあり、ちょっとしたアミューズメントパークのような雰囲気です。モニュメントで記念撮影をするのもお決まりのコース。

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寒さに凍えた体をあたためてくれるもの、それはこちら、屋台でできたてのアツアツをいただきます。ほっとする瞬間ですね。

 

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シンボルのトラの子、スホランのイラスト入りのグッズが飛ぶように売れていきます。

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開会式が行われたスタジアムのそばには、メダルセレモニーが行われるメダルプラザがあり、子供連れやカップルでにぎわっています。

ただ、川風が冷たく、さらにはセレモニーが行われるのが、19時からなので、寒いことこの上なし。みんな帽子をかぶって鼻までマフラーで隠しているので、出ているのは目だけ。一度はぐれてしまうと、仲間を見つけるのにも一苦労します。

 

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手足がジンジンしてくるほど寒い中、オリンピックを満喫して心がぽかぽかになった人々は帰路についいきます。

みなさん、気を付けてお帰りください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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平昌オリンピック 第3弾 銀メダルと金メダルをわけるもの

投稿日:2018年02月13日 15:08

平昌五輪は4日目にしてメダルラッシュ。

フリースタイルスキー男子モーグルの原大智が銅メダル。強風で着地に失敗する選手続出の中で底力を見せました。

髙木美帆さんがスピードスケート女子1500mで銀メダル。3000mに続いてこのオリンピックの大舞台で、平地での自己ベストを更新。見事です。

そして、髙梨沙羅さんがジャンプで銅メダル。2本目は自分自身、納得のいく会心ジャンプだったそうです。

それぞれが見事なパフォーマンスができてのメダルです。拍手を送らずにはいられません。

 

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もう少しこうだったら・・・「たられば」を言えばきりがありませんが、何が一体金メダルと銀メダルを分けるのだろうかとスピードスケートを見ながら考えてしまいました。

髙木美帆さんのタイムは平地での自己最高記録です。この大舞台でこの記録は文句なし。ただ、それよりも0.2秒ばかりオランダのイリーン・ブストが速かったということなのですが・・・・

今シーズンワールドカップを転戦して、髙木美帆さんの1500m4戦での優勝シーンを見てきただけに、本人の悔しさや呆然とした気持ちも少しわかるような気がします。

確かにオランダの女子選手の本番一本にかける気持ちの強さには圧倒されるものがあります。小平奈緒さんのオランダ留学時のコーチだったマリアンヌ・ティメルは「相手を殺すような気持ちで挑め」と教えてくれたといいます。しかし小平さんはどうしてもそのような気持ちになることができず、古武術の「相手がいてもいなくても同じ、自分の滑りをするだけ」という境地に至ったといいます。

狩猟民族のDNAの中に刷り込まれた食うか食われるかのぎりぎりの戦いの中で培われてきたすさまじいばかりの闘争心。会場のプロジェクターに映し出されるレース中の彼女たちの表情は獲物を狙う獰猛な獣のようです。レースが終わればにこやかに笑顔を振りまく、そのギャップの激しさにファンはまたノックアウトされるのでしょう。一方我々日本人の中に流れるのは農耕民族のDNA。彼女たちのメンタリティーを理解するにはなかなか難しいものがあります。

さらにはスピードスケートがプロスポーツとして確立しているオランダでは、五輪で金メダルを取れば億単位の収入が見込まれるようです。オランダの女子選手はここまで3000mの表彰台独占、1500mでは1位と3位と圧倒的な強さを見せつけています。

 

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<左:髙木美帆さん 右:イリーン・ブストさん>

今回1500mで髙木美帆さんを破って優勝したブストはこれが4回目のオリンピックです。

19歳で出場したトリノオリンピックで3000mで金メダル、2010年バンクーバーでは1500m金メダル、2014年では3000mとチームパシュートで2冠。

31歳で実力と経験を備えたつわものなのです。

しかし、昨シーズン、今シーズンは怪我もあり、ワールドカップなどでの成績は絶対王者とは言えるほどのものではなく、むしろ髙木美帆さんの活躍が目立つほどだったのです。日本のヨハンコーチは髙木美帆さんに「ブストだって同じ人間だ。彼女ができて美帆ができないわけはない」と言って、トレーニングのモチベーションを高めてきたといいます。

そのブストに火をつける出来事が2日前にありました。3000mでわずか0.08秒の差で同じオランダのカレイン・アフトレークトに負けて銀メダルだったのです。ミックスゾーンでの彼女はまさに般若の面のように怖い表情でした。そんなブストに直撃してみました。「1500mでは美帆との対決になりますね」と聞いてみると、「彼女はとてもいい選手だけれど、私は負けないわ」とニコリともせず断言したのです。ああ、怖かった~!

4大会で金メダルを取り続けるという壮大な目標のために、ブストは渾身の力を込めて1500mに臨んだのです。そして、ブストのオリンピック10個目のメダルは金メダルでした。

レースの明暗を分けたのはスタートだったかもしれません。ブストも髙木美帆さんもフライングを犯し、スタートを二度行いました。

この二度目のスタートでフライングをした方が失格という少々しびれるルールになっています。ブストは堂々としてまるで何事もなかったかのようにどんぴしゃりで飛び出していきました。

一方の美帆さんはちょっと躊躇したように見えました。この差が0.2秒になったのではないかと感じるのです。(美帆さんの大学のコーチ青柳さんもそうおっしゃっていました)

それはどうしても金メダルがほしいという強い思いと経験において、ブストが勝っていたということなのでしょう。銀メダルだった美帆さんの悔し涙も大きな経験になっていきます。心が経験を積むたびに強くなっていくように感じます。

ブストが銀メダルをバネにして金を手にしたように、美帆さんは今回の銀メダルの経験をどう生かしていくのでしょうか。

 

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それにしてもスポーツとは己を見つめ、己を知り、己の限界に果敢に挑むことだと改めて思いました。

1000m、そしてパシュートで美帆さんはどう変身していくのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

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平昌オリンピック その2 開会式

投稿日:2018年02月10日 23:32

いよいよオリンピックが始まりました。テレビで開会式の中継をご覧になった方も多かったはずです。

どうしようか、行くべきか行かざるべきか、迷いに迷った末、行きました!! ほとんど肝試し。

スタジアムの前を流れる川はご覧の通りに凍っています。

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その上を渡る風の冷たいこと、そして強く吹き付けることと言ったら・・・身を切るような寒さという言葉がぴったりです。

とにかくあらゆる暖か下着を着こみ、体中にカイロを貼り付け、着ぶくれしてロボットのようにぎこちない動きで移動。

今回女子アイスホッケー中継の解説をしてくださる高嶌遥さんと隣の席で見ることにいたしました。

実は高嶌さんは私が早稲田大学で非常勤講師をしていた時の学生さんで、アイスホッケーをしている様子も撮影させていただきました。

彼女は大変な頑張り屋さんで、欧州のホッケーリーグに一人武者修行に行ったほどです。

そんなことから、ソチ五輪、平昌五輪と女子ホッケーのスタジオ解説をお願いしています。

人生はどんなご縁が何に結びつくかわからないですね。

 

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さて、開会式の話に移りましょう。

今回も韓国のアーティストたちが知恵を絞ったパフォーマンスを見せてくれました。

2008年の北京オリンピックからでしょうか。会場の中で実際に演じる人々のベースにバーチャルのCG画面が投影されるパフォーマンスが展開されるようになりました。初めて見た時には光が交錯した中で人間が動き、その新しい美しさに驚いたものです。

今回もまさにその手法です。

これはテレビ番組を見ている方にはとても興味深いものなのでしょうが、実際に会場で見ているものにとってはちょっとさびしいものです。すでに撮影された画像が展開されているときは、会場にいる人はそのプロジェクターを見ているしかなく、会場のフロアーには何もないときが多いのです。

寒い中で体を震わせながら次は何んだろうと心待ちにしている観客にとっては、おや?何もないの?と首をかしげる瞬間がいくつかあったように思います。個人的には、次回の東京2020の開会式ではどうなるんだろうと不安と期待が混じる複雑な気持ちになりました。

エンターテイメントとしては最後の火の祭りが最も迫力がありました。会場にいる者にとってはバーチャルよりも実際の火の粉がどれだけ美しかったか・・・やっぱり本物の火の魅力です。極寒の中で火の熱さも反射し、心が燃え上がった瞬間でした。

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南北に分かれる朝鮮半島。今回は合同で行われるものに注目が集まります。

日本のテレビには映らなかったかもしれませんが、前座でテコンドウの南北合同の出し物がありました。

北の代表が演武を見せると、赤い応援団から黄色い声援が湧き上がり、どうしたらこんな声が出るのかと、一緒にキャーと叫んで発声方法を確かめたくなってしまったほどです。

ここまで徹底して行う応援には一種の凄味があります。

 

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日本の選手たちの朱色のコート。鮮やかでした。今までの日本とは全く違うイメージでした。

米国やカナダやオランダなどはいつも国のイメージを大切にしたユニフォームなので、服を見ただけで国がわかります。日本もそうなったらいいなあと思うのは私だけでしょうか。

旗手のレジェンド葛西は実に堂々としていました。彼がこれまでに経験してきたオリンピックを一つ一つ指で数えてしまいました。

こういう選手がいてくれる、60歳を超えた私たちを勇気づけてくれます。挑戦する心意気に拍手です。

 

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それにしても、韓国と北朝鮮の合同チームがアリランの曲に乗せて入場してきたときの観客の熱狂はすさまじかったです。

スマホで写真を撮る人、大きく手を振る人、ほとんどが立ち上がり、一緒にアリランの曲を歌っていました。

私もその雰囲気の中でいつしか頬を伝わる温かい涙をそっと拭っていました。

 

アリラン アリラン アラリヨ アリラン峠を越えていく 私を捨てていく人は十里も行けずに足がいたむ。

アリラン アリラン アラリヨ アリラン峠を越えていく 晴れ晴れとした空には星も多く、我々の胸には夢も多い。

 

きっとこの行進を見ながら夢を見た人も多くいたことでしょう。

 

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平昌オリンピック その1 

投稿日:2018年02月07日 13:29

平昌オリンピックリポート第一弾

開会式が近づいてきました。

日本選手も次々に現地入りし、本会場での練習を開始しています。

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さて、オリンピックを現地で取材するのはこれが19回目になりますが、今回、改めて、「オリンピックは開催国を知る最高の機会」という思いを強く持っています。

近くて遠い国、韓国。

1988年のソウル五輪で一か月近く滞在して以来の長逗留ですが、韓国についてはそれほど詳しく知らないというのが正直なところ

焼肉、キムチ、スンドゥブ、チゲ鍋、干し鱈スープなど、食に関してはそこそこ知っていても、その他の文化についてはあまり知りません。

 

今回、私たちメディアが暮らしているメディア村の食堂の前に、すてきなライブラリーがありました。

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よく見ると、10各国以上の言葉に訳された韓国文学なのです。小説、エッセイ、詩など、日本語に訳されたものも並んでいます。その上、持ち帰り自由。

 

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これは素晴らしい。

お隣の国なのに、その文学を知る機会はほとんどありませんでした。

 

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ああ、そういえば、子供のころに父が買ってくれた、世界中から集めた「母」という詩集があり、そこに韓国の「オモニ」という詩が載っていて、その言葉だけは知っていましたが、それ以来かもしれません。

ぱらぱらめくると、ちょっとおどろおどろしい世界が展開しているものもあり、摩訶不思議な感情に襲われます。

オリンピック期間中にゆっくり読む時間はなさそうですが、終わってからの楽しみができました。

これもオリンピックがもたらす一つの理解、その足がかりでしょうか。

すてきな試みだと思いました。東京でもやってほしいな!

2018年2月7日

 

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2018年 年頭にあたり

投稿日:2018年01月08日 10:31

2018年

今年が皆様にとって実り多き年となりますようお祈り申し上げます。

昨年、JOCの女性スポーツ賞を頂いた時に、優秀賞受賞の小平奈緒さんとご一緒に撮影していただきました。

小平奈緒さんと 

 

今から15年前、中学生の小平さんが、恥ずかしそうに近寄ってきて、「いつもスケートの特集を見ています。将来宮嶋さんに番組を作ってもらえるような選手になりたいです」と言ってくれた時のことは、忘れることができません。

そして今、小平さんが世界のトップスケーターに成長し、私も定年を経てなお番組を作り続ける幸運に恵まれ、今年を迎えました。

2017年末のスピードスケート取材にて

 

私の新年最初の特集制作は「小平奈緒、強さの秘密を探る」です。放送は1月20日過ぎになると思います。

選手の成長と共に歩める幸せに感謝して、今年も日々楽しく過ごしていきたいと思っております。

皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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フォトギャラリー

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