2014年01月05日 09:30

 みなさま、明けましておめでとうございます!“題名舞台裏ウォッチャー”キャンディーです。お正月はゆっくりお休みできたでしょうか?今年もどうぞよろしくお願いします。

 さて本日の放送は、番組収録時に自然とお客様から湧き上がったアンコール演奏を特集しました。通常のコンサートでは、ある種お決り的に予定曲が終わった後、演奏家の裁量で行われますが、実は「題名のない音楽会」収録では今までアンコールが起こったことがありませんでした。思うに、「題名のない音楽会」公開収録は、コンサートというより“番組収録”という印象が強いからでしょう。
 しかしそのような暗黙のルールを飛び越えて、ここ数年「題名のない音楽会」収録でもアンコールが起こるようになりました。初めて起こったのは、2012年兵庫県立芸術文化センターで行った“宮川彬良+大阪市音楽団”での収録でした。佐渡さんが司会に就任されてから初めて佐渡さんの本拠地での収録ということもあったかと思いますが、収録は異常な盛り上がりで予定曲を終えても拍手が鳴りやみませんでした。今までアンコールをしたことがなかったので演奏曲の準備もありません。ただでさえ2本分の収録は相当な曲数でありますので。しかし何度もカーテンコールに呼び出されたので、同じ曲ではありましたが、ちょっとした違い(佐渡さんがプラカードを持って登場)で演奏しました。
 そして、その翌日の山下洋輔さんをお迎えした佐渡裕+兵庫芸術文化センター管弦楽団との収録でもアンコールが起こり、洋輔さんのソロで素晴らしいアンコール曲を演奏して頂きました。
 しかし、これは地方収録でのある種特別な現象だったのか?と思っていたところ、2013年5月に、「題名のない音楽会」大半の収録をしている東京オペラシティでも東京初のアンコールが起こりました。小曽根真さんをお迎えした佐渡シエナとの収録でしたが、この時は演奏にもお客様の拍手にも感動しました。そして佐渡版「題名のない音楽会」で特に目標にしていた「よい音楽をよい演奏で」という結果を得られたように思えました。番組収録の域を超えて音楽をお届けできたように思えました。

 今年、番組放送開始から50周年を迎えますが、このような感動的な演奏を数多くお送りしたいと思います。「題名のない音楽会」はテレビ番組ですが、ある意味テレビの枠を飛び越えて、心に響く音楽をお送りしたいと思います。どうぞ今年もご愛聴下さい!

140105

視聴者からのコメント
2014年01月09日 15:02
とっとこ ゆみ子

アーティストさんや番組ではアンコールも
演奏の延長沿いなのかな?と思ってみてしまいがちですが、
本編を終えたあとは、ふっと素がでるような、
本編とは違った一面をみれたような気がしました。

それはアーティストさんと、番組制作さんとか、聞き手とか
別々なものではなく、一体となって作り上げている空間なんだなと
実感しました。
一期一会なんですねぇ~!

2014年01月07日 01:13
bonetro7010

キャンディーちゃん こんばんは そして昨年7月21日のコメント「後日放送したいと思います」を実行していただき ありがとうございました。
はい、小曽根さん+佐渡先生+シエナのみなさんでの「ラプソディ イン ブルー」の名演奏のあとの 小曽根さんのアンコール演奏の放送です。
ライブでお聴き出来たこと 改めて超ラッキーだったと・・・幸せ者です(嬉泣)
番組が50周年を迎えるのを祝って、名演奏のDVD発売なんていかがでしょう!
あっ 名演奏を絞り込むのが困難ですね(笑)

2014年01月05日 10:38
さち

明けましておめでとうございます。
さだまさしさんの佐渡さんへのサプライズ感動しました(涙)
あと今年も絶対に歌ってみまSHOW!やってくださいね。
応募します。

2014年01月05日 10:18
吹奏楽ファン

お正月はいろいろ音楽番組がありました。その締めくくりのような今回の会。堪能させていただきました。アンコールっていいですね。プログラムにないどんな曲が聞けるのかわくわくします。この番組では予定がわかっていたのにわくわく感は変わりなくて・・今年もいろいろ楽しませてくださいね。最後に「50周年おめでとうございます。」・・以前のまだ白黒テレビだった頃の名場面なども見せてください!できれば別枠で・・。