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テーマ曲の秘密を知る音楽会

投稿日:2017年01月08日 09:30

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 新年第1回目の放送は「テーマ曲の秘密を知る音楽会」。映画「君の名は。」の新海誠監督、ドラマ「ドクターX」の作曲家・沢田完さんから、ヒット作のテーマ曲にある背景について、お話をうかがうことができました。
 「ドクターX」といえば口笛が印象的ですが、沢田さんによればこのテーマ曲は「西部劇やマカロニウエスタンの雰囲気」。これには納得。本来かけ離れたものである医療ドラマと西部劇を結び付けたところが斬新です。「ロッキーのテーマのように、同じテーマを反復することでチャレンジする気持ちを表現できる」というお話も、おもしろかったですよね。クラシック音楽の名曲でいえば、ラヴェルの「ボレロ」でもやはり反復が高揚感をもたらしていると思います。シンプルであるがゆえの力強さといえるでしょうか。
 新海誠監督のお話で驚いたのは、映画「君の名は。」における音楽の重要性。できあがったストーリーに音楽が添えられるのではなく、監督とRADWIMPSの野田洋次郎さんとの対話を通じて音楽が作られ、ときには音楽が物語やセリフにも影響を与えたといいますから、いかに監督が音楽の持つ力を重視しているかがうかがえます。
 最後は同じ物語から日米で異なる種類の音楽が生まれてきた例として、「七人の侍」と「荒野の七人」のテーマ曲が演奏されました。前者は登場人物の心理を、後者は情景を音楽で表現したものということでしたが、心理と情景のどちらに焦点を当てるかというのは、広くテーマ曲一般について語りうる話題だと思います。たとえばオペラの序曲だったらどうでしょう。モーツァルトの「フィガロの結婚」では登場人物のハッピーな気分が反映されているけど、ロッシーニの「ウィリアム・テル」は情景描写がベースになっているな……などと、ついあれこれ考えてしまいます。

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コメント

メロディや言葉に込められたメッセージがよく伝わりました。人物への理解がより深まりますね。音楽と物語が一体となり心を動かしていくのですね。私達の生活を彩るよう降ろされたような素晴らしい芸術や技術、豊さや叡智などが預かり受ける人達を通して広く行き届くのはありがたい事ですね。新たな年のはじまりにピッタリな音楽会でした。次回、贅沢な音楽をもっと聴く事ができて、とてもとても嬉しいです。

ドクターXの曲が始まって、バイオリンが鳴った途端「大門未知子」の像が浮かびうわ、来た来たという感じでした。確かに、盛り上がる理由がわかります。「君の名は。」の映画は見ました。Radwinpsの音楽と景色とシーンのシンクロは、とても衝撃でした。映画が終わった後でもRadwinpsさんの曲が頭の中でグルグル回っていて、余韻が止まりませんでした。やはり、映画音楽の力は、すごいなと改めて感じました。

テレビ朝日さんならではの企画ですね。高視聴率ドラマの「ドクターX」を深く掘り下げていただいてドラマの1ファンとしては嬉しい限りです。あの口笛を拝聴した時ぞわぞわと鳥肌が立つ感じがしてしびれましたね。そして「君の名は。」の台詞や言葉や音楽に対する監督さんのこだわりに驚きました。大ヒットの影には緻密で濃厚なドラマがあったのですね。RADWIMPSさんの曲は毎日職場の有線で拝聴しております。明日から歌詞の言葉をかみしめて拝聴したいと思いました。

今年も楽しみにしています。よろしくお願いします。
さっそく、ドクターXには感心しました。高視聴率なのもこの音楽があってのことかと新たな発見もありました。
ロッキーのテーマにも言われてみると似ているし、ヒットするには音楽の重要性が影響していると改めて確認しました。
それにしても口笛が上手で最高でした。

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