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【1月9日放送】
楽園の住人
睦月の壱 大分・豊後高田市
〜大家族のにぎやかな田舎暮らし〜

舞台は大分県豊後高田市。移住先として人気のある豊後高田市に、娘夫婦と3人の孫の総勢7人で移住した中原重利さん(69歳)と妻・久美子さん(65歳)が主人公です。
大阪市出身の重利さんは、大阪府守口市で金属加工の工場を営んでいました。夫婦二人で働きながら、3人の女の子を育てます。田舎暮らしに憧れを抱きつつも、移住となると中々、勇気が出ませんでした。
2013年、三女から「家族で自然が豊かな所で暮らしたい。一緒に行かない?」と相談され、移住を決意しました。40年続けた工場を閉め、2014年10月、豊後高田市に移住しました。
「おやつよ〜」と呼べば、3人の孫がやってくる、そんな大家族の賑やかな田舎暮らしです。

家族7人が移住した借家は、300坪の敷地内に母屋と離れがあり、ご夫婦2人は離れ、娘の家族5人は母屋で暮らしています。家賃はなんと母屋が2万円、離れが1万円です。敷地内には小屋も付いています。重利さんは、金属加工の工場で使っていた工具類を持ち込み、農器具の修理や様々な小物を作っています。

移住後、重利さんは久美子さんと初めて野菜作りに挑戦しました。畑の師匠は近くに住む宇野スミ子さん。76歳の元気なおばあちゃん。苗作りから肥料、野菜の育て方まで教わっています。収穫した野菜はもちろん食卓に並び、孫たちもモリモリ食べてくれます。

豊後高田市には、昭和30年代の町並みを再現した「昭和の町」の一角に、三女のひとみさん夫婦が去年3月にオープンした惣菜の店「からあげ壱気」があります。豊後高田市には唐揚げのお店がたくさんあり、それぞれのお気に入りの味があるとか。ご夫婦が育てた野菜は、店の惣菜にも使われています。

温泉が大好きなご夫婦。半年前、市が小さな温泉施設の管理者を募集していることを知り、これは願ってもないチャンスとアルバイトをすることに。ご夫婦が働く「海門温泉」はくにさき六郷温泉の一つで珍しい茶色の温泉です。湯張りから掃除、受付などが仕事です。一段落すると、交代で温泉に浸かります。これがご夫婦のなによりの楽しみ。

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からあげ 壱気

中原さんの三女・ひとみさんご夫婦が営んでいる総菜の店「からあげ壱気」。
一番人気はもちろん唐揚げ。ジューシーで旨味がたっぷりです。皮から手作りしている大阪仕込みのオリジナル豚まんもおすすめです。

電話:0978-25-5253
営業時間:
午前11時〜午後7時
定休日:木曜日・第4土曜
からあげミックス:500円〜
豚まん:1個150円

くにさき六郷温泉

日本一のおんせん県・大分。豊後高田市内には6カ所の源泉があり、「くにさき六郷温泉」と呼ばれています。
中原さんご夫婦が働く「海門温泉」もその一つです。詳しくは、豊後高田市観光協会まで問い合わせください。

豊後高田市観光協会
電話:0978-23-1860
問い合わせ時間:
午前9時〜午後5時(月〜金)

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