過去のバックナンバー
【11月7日放送】
楽園の住人
霜月の壱 宮崎・佐土原町
〜木の温もり 手作り火鉢工房〜

今回の舞台は、江戸時代に城下町として栄えた、宮崎市佐土原町。趣味を生かして「火鉢工房」を始めた小山隆さん(68歳)が主人公です。
郵便局で働いていた隆さんの趣味は木工。20年ほど前、実家にあった古い木の火鉢を真似して作ってみたのがきっかけで、火鉢作りにのめり込んでいった隆さん。そして2013年、退職を期に自宅の隣に「火鉢工房」を立ち上げ、大好きな火鉢作りに打ち込む日々をスタートさせます。
毎日火鉢作りに没頭する隆さんをいつも温かく見守っているのが妻の伸子さん(61歳)。
魅力あふれる木の火鉢を作り続ける隆さんの周りにはいつも人が集い、とってもにぎやかです。
これからも手作りの火鉢を通じて沢山の人々を癒し続けていきます!

隆さんの「火鉢工房」では、お客さんからの注文を受けてから火鉢を作ります。ヒノキや杉、高級材のケヤキなど、様々な木材を揃え、大きさや形など、お客さんの要望に沿って作っていきます。隆さんがすべて手作業で作り上げる「世界に1つの火鉢」は、お客さんに大好評。火鉢のある生活を楽しんでいる方が沢山いらっしゃいます。

常に火鉢作りに没頭する隆さんを支える、妻の伸子さん。これまでも火鉢一筋で突き進んできた隆さんを、見守ってきました。ついつい家のことは二の次になってしまう隆さんに半ば呆れつつも、火鉢を作って人を喜ばせている姿を誇らしくも思っています。そして、伸子さんの支えがあるからこそ、隆さんは日々、大好きな火鉢作りに集中できるのです。

隆さんは、火鉢を通じて知り合った沢山の友人がいます。
火鉢作りに使う木材を提供してくれる製材所の佐谷野さん。そして隆さんの端材でだんじりのミニチュア作品を作っている品部さんも、そんな仲間です。暖かく、心を和やかにする火鉢の周りには、自然と人が集まって来るんですね。

隆さんの夢の1つが、火鉢を使った居酒屋を開くこと。「友人限定・予約制」という条件でなんとか伸子さんの了承を得て開店しました。隆さんの隆と、伸子さんの伸を合わせて「隆伸山荘」と名付けました。友人限定なので、ご夫婦もお客さんと飲みながらおしゃべりを楽しみます。こちらへ行きたいと思った方、すみません!隆さんと伸子さんの友人限定ですので…。

先頭へ戻る

火鉢工房

隆さんが手作りする木の火鉢。オーダーメイドで作れます。ヒノキや杉など好きな木で大きさも自由。ただし、注文を受けてから隆さんが一つ一つ手作業で作るため、完成まで2週間から1か月程度かかります。

電話:090-9575-6421
FAX:0985-74-0513
問い合わせ:午前9時〜午後5時

杉の火鉢:30,000円より
ケヤキの火鉢:80,000円より

宮崎市城の駅 佐土原いろは館

佐土原町の特産品を販売するお店。
古くから地元に伝わる伝統工芸品、うずら車を買うことが出来ます。
うずら車は昔から、子育ての縁起物の玩具として伝えられてきました。タラの木を削って作る、うずらの形をしたかわいらしい工芸品です。

電話:0985-74-4649
営業時間:午前9時〜午後6時
※1月1日〜3日のみ休業

「石崎の杜 歓鯨館」や久峰総合公園にある「久峰食堂」でも販売しております。

大:1,200円
中:1,000円
小:800円

先頭へ戻る
戻る