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【6月23日放送】
楽園の住人
水無月の四 群馬・富岡市
〜終わらない夢 山麓のログハウス〜

妙義山のふもとに広がる町、群馬県富岡市妙義町が舞台。この妙義町でログハウスの建築を続けている瀬下和彦さん(64歳)と妻のミツ子さん(64歳)が主人公です。小さい頃から模型作りが好きだった和彦さん。定年退職後は“趣味の木工を思いっきり楽しみたい”と夢見るようになった和彦さんが見つけたのは、雄大な妙義山を望める場所でした。基礎や重機を使う部分以外は自分の手で組み立てる『ハーフビルド』という建て方でログハウスの建築を開始。初めは和彦さんの隠れ家でしたが、今や家族みんなが集まり、楽しむ場所になりました。大自然の中で遊べるこの場所に孫たちも大満足。妙義山のふもとで、地域の温かさに触れながら、終わることのない夢を追いかける夫婦の遊び心満載の山里暮らしをご紹介します。

基礎や重機を使用する部分以外は和彦さんの手で作られたログハウス。材料は松の木です。間違えたときも直せるように、釘ではなくネジを使って作っています。これまで使ったネジは2万本。ログハウスを建てる場所に妙義町を選んだ理由は、バルコニーからの眺め。雄大な妙義山の景色は瀬下さんご夫婦のお気に入りです。

和彦さんはお向かいに住む、関さんとマス釣りをしました。ログハウスの横には、関さんからお借りしているため池があり、そこで和彦さんはニジマスを飼っています。手作りの竿を使い、マス釣りを楽しむ2人。ここはまさに童心に返る遊び場です。

ミツ子さんはアクセサリー作りや気功など、たくさんの趣味を楽しんでいます。グラスリッツェンと呼ばれるガラス細工もミツ子さんの趣味の一つ。ガラスを削りながら細かい作業を進めていきます。夫婦それぞれ趣味に没頭し、充実した時間を過ごしています。

長女の美香さんと孫たちがログハウスに遊びに来ました。和彦さんの手作りブランコに皆大喜び。こんな素敵なログハウスを建てるおじいちゃんに、尊敬のまなざしを向ける孫たち。和彦さんも思わず笑顔がこぼれます。豊かな自然の中、家族みんなが楽しい時間を過ごしました。

近所に住む佐藤学さんのお宅に、コンニャク作りを教わりに来ました。佐藤さんには妙義町に土地を探しに来たときからお世話になっています。コンニャク作りは意外と重労働。夫婦で協力して作業を進めます。苦労して作った刺身コンニャクは格別。地元の味に触れるのも、この町で過ごす楽しみの一つです。

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富岡市立妙義ふるさと美術館

妙義山のふもとにある「富岡市立妙義ふるさと美術館」。
この美術館では「妙義山を描く絵画展」の大賞・優秀作品などが常設展示されています。季節ごとに移り変わる妙義山の豊かな表情を堪能して下さい。

電話:0274-73-2585
開館時間:
午前9時30分〜午後5時
休館日:月曜日
※月曜日が祝日の場合はその翌日
観覧料:一般300円

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