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【6月5日放送】
楽園の住人
水無月の壱 千葉県御宿町
〜毎日が挑戦 手作り農的生活〜

海と山が美しく、一年を通して暖かい、しかも都心まで一時間半!近年、定年後の移住先として人気が高まっている千葉県・御宿町。100件を越える物件の中から、この町を探しあて、移住した瀬戸勝寛さん(60歳)、範子さん(60歳)ご夫婦が今回の主人公です。勝寛さんの仕事のため、長年海外での生活を送っていた瀬戸さんご夫婦。やがて“田舎で農的生活を送りたい”という夢を持つようになります。勝寛さんは仕事の傍ら農業の学校に通い、決意を固め54歳で早期退職。移住後はご近所さんを先生として、新しい事にどんどん挑戦していきます。失敗も楽しみながら、憧れの田舎暮らしを満喫している瀬戸さんご夫婦です。

農業をしながら田舎暮らしをしたいと考えていた瀬戸さんご夫婦。家探しの条件は3つ。“畑をするスペースがある事・倉庫がある事・ご近所さんが居るほどよい田舎である事”。理想の家を求め、見てまわった物件の数はなんと100件!2年4ヶ月の歳月をついやし、この御宿の家にめぐりあった時は、すぐに“これだ!”と感じたそうです。それもそのはず、3つの条件にぴったりの家です。苦労して探した甲斐がありました。

長い海外生活で身につけた、地元の人との交流術。早速仲良くなったお向かいの井上さんは“畑の師匠”。本ではわからなかった農業のコツをたくさん教えてくれます。去年、落花生の栽培を失敗してしまった瀬戸さんご夫婦。この日は落花生の種まきを手伝いながら、成功の秘訣を学んじゃおうというわけです。ご近所つきあいを楽しみながら、勉強できる。御宿町を選んで得た大きな収穫です。

海外で暮らすうちに大好きになったはちみつ。でも日本では値段も高いし、種類も少ない・・・“ならば自分で作ってしまおう!”と、なんと養蜂まで始めてしまいました。背中を押したのは、これまたご近所さんの存在。養蜂家の山本さんが、右も左もわからない瀬戸さんご夫婦に色々と教えてくれました。春から庭に置いた養蜂箱。蜂が活発に活動する五月は箱の中のチェックが欠かせません。山本さんに教わった事を確認し開けてみると・・・中は大変な事になっていました。

蜂が増えすぎてしまっていた瀬戸さんの養蜂箱。とりあえずの応急処置が精一杯でした。そんな瀬戸さんご夫婦のために、山本さんが蜜でいっぱいになった巣の板を持ってきてくれました。気を取り直して、はちみつ搾りの練習です。搾りたてのはちみつを見るのは初めての瀬戸さんご夫婦。その琥珀色の輝きと、濃厚な味に感動。いつか自分のはちみつが搾れるように・・・その思いはいっそう強まりました。

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TEL:0470-68-5511
※お食事は要予約
あわび御膳 4800円〜
あわびのお造り 4000円〜
あわびの肝ソース焼き 4000円〜

おんじゅく 大野荘

大きくて身が柔らかい御宿のあわび。先代は海に潜ってあわびを獲っていたという大野荘では、伝統的な漁師料理であわびを食べることができます。にんにくがたっぷり入った肝ソースにつけて頂くお造りはやみつきに。宿泊はもちろん、お食事だけでもお立ち寄りください。

TEL:0470-68-4126
日帰り入浴営業時間:
午前11時30分〜午後5時
定休日:木曜日
入浴料:大人700円

天然温泉 元湯

御宿で温泉に入りたいならこちらへどうぞ。海を眺めながらゆっくり温泉につかったあとは売店へ。山本さんのはちみつを購入することができます。
ぜひお土産にどうぞ。

TEL:080-5020-3808
問い合わせ営業時間:午前11時〜午後3時
※配送は3kgから

リバージュ アピス&ローズ 養蜂

瀬戸さんの師匠、山本さんのはちみつを購入したい方はこちらへ。季節に咲く花によって味が変わっていくのも魅力です。

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