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【5月22日放送】
楽園の住人
皐月の四 長野県東御市
〜初夏を味わう夫婦の料理小屋〜

今回は、長野県の東部に位置する東御市が舞台です。つけば料理小屋「あゆ友」を始めた桜井信行さん(59歳)と妻の良子さん(58歳)が主人公です。
幼い頃から千曲川で遊び、鮎釣りが趣味だった信行さん、定年退職後は川に関りながら生活したいと夢を抱いていました。
その夢が具体的になったのが、師匠である山本さんとの出会い。山本さんのつけば漁とお店を手伝っているうちに、自分でも、つけば料理小屋を出したいと決意。消防署を早期退職し、2007年5月にオープンしました。桜井さんご夫婦は「自分たちの体が動く限り、二人で続けて行きたい」と決意も新たに、4度目のシーズンを迎えました。

信行さんがつけば料理を一から学んだのは、師匠山本斉さんのお店「ひばち屋」です。山本さんのお爺さんが始め、斉さんで三代目。つけば料理の他、斉さんが自ら打つ二八そばが人気です。

やっと千曲川の水嵩が下がり、いよいよつけばの設置です。水嵩が低くなったとはいえ、膝上まで浸かり、足がすくわれるほどの強い流れの中での作業です。釣り仲間が手伝いに来てくれましたが、つけばの設置は丸二日続きました。大変です。

今シーズン初のつけば漁で、ウグイ4キロを揚げた師匠山本さんと信行さん。がっちり喜びの握手です。「今年は例年に比べ豊漁の年になりそう」と二人とも大喜びでした。

この日はウグイ感謝祭。日ごろお世話になっている釣り仲間を招待して、獲れたてのウグイを振舞います。「仲間あってのあゆ友です」と語る信行さん。これからが千曲川の本格的な観光シーズンです。

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問い合わせ:東御市観光協会
TEL:0268-62-1111

海野宿(うんのじゅく)

江戸時代の宿場町、海野宿の散策がお勧めです。
旧街道沿いにある、旅籠(はたご)作りの家やうだつのある家など、風情ある町並みが続いています。
歴史や建物、観光の情報については東御市観光協会へお問い合わせ下さい。

TEL:0268-63-0090
営業時間:午前9時〜午後6時
水曜定休
もりそば700円
ざるそば750円
くるみそば800円

海野宿 かじや

桜井さんご夫婦行きつけのお店です。ざるそばがおいしい季節、本場の信州そばの味をどうぞご賞味下さい。特産のくるみを使ったくるみそばも絶品ですよ。

TEL:0268-36-0735
問い合わせ時間:午前8時〜午後5時30分
営業期間:10月中旬まで(無休)
つけばコース(6月中旬まで)3,000円
鮎コース(6月下旬より)3,500円より

あゆ友

獲れたてのウグイを使った「塩焼き、田楽、天ぷら、天丼」のつけばコースが6月中旬まで味わえます。
6月20日からは鮎が解禁になり、鮎飯と鮎こくがセットになった鮎コースが始まります。
千曲川の初夏を是非味わって下さい!

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