改装を手がけた建設会社の佐伯さんが、ここを古民家再生のモデルハウスにしてみてはと提案したのがこのお店のはじまりでした。今でも大の仲良しで、まるで本当の親子のようです。 地元に住む方たちの作品が並ぶ「ぎゃらりー牛小屋」皆さん、作品を置きにきては、田中さんご夫婦とのお喋りを楽しんでいきます。なんだかくつろいじゃう、そんな空間なんですね。
皐月の伍
- 骨董に魅せられ古民家暮らし -

広島県の山間の町・西城町で、「喫茶・お食事処 やませみ」と「ぎゃらりー牛小屋」を始めた田中博之さん(63歳)と三津子さん(54歳)が主人公。事業の失敗で多額の借金を抱えていた田中さんご夫婦。苦しい生活の中、心を癒してくれたのは味のある骨董品でした。そんな宝物の置き場所は古い日本家屋だと考えたお二人は、借金を完済し築110年の古民家に移住。そこで大切な骨董品を沢山の人に見てもらおうと3年前に喫茶店、さらに昨年ギャラリーを開店しました。沢山の笑顔が集う古民家暮らし、これからも楽しんで下さい!
愛犬なたねとのお散歩が三津子さんの日課。そして毎日のように立ち寄るのが、広島のお父さん&お母さんと慕う石井さんのお宅。何でも教えてくれる頼もしい存在です。 定休日、お2人の姿は水の張った田んぼにありました。もうすぐ田植えの季節。これから大忙しです。失敗もあるけれど、お2人にとっては田畑を耕すこの暮らしもまた大切な宝物です。
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