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2017年7月29日文月の四

広島・広島市
〜 愛情夫婦の創作おはぎ 〜

波おだやかな瀬戸内海に面し、温暖な気候に恵まれた広島市。そんな町の一角にある小さなおはぎ店で、色とりどり、様々な種類の創作おはぎを作っている中村明さん(57歳)と妻の愛子さん(48歳)が主人公です。
広島県出身の明さんは、大阪で営業マンとして働いていました。同じ職場に勤めていた愛子さんとは29歳の時に結婚し、二人の子どもが生まれました。明さんは故郷に残した両親と暮らすため、長男が小学校に上がるのを機に一家で広島にUターンします。持ち前の明るさで転職先でもすぐに溶け込みましたが、50歳を過ぎた頃、「70代80代になっても夫婦で続けられる何かをしたい」と考えるようになりました。夫婦で話し合った末、「地域に愛されるおはぎ屋さんのおじいちゃん、おばあちゃんになりたい」と目標を定めます。明さんが55歳で会社を早期退職すると、美容室として使われていた民家の1階を借り、2015年11月「ちいさなおはぎ屋」をオープンさせました。
いろんな食材を使って、常に新しいおはぎのアイディアを練っているご夫婦。目指すは「おはぎ屋さんのおじいちゃん、おばあちゃん」。日々、お客さんをあっと驚かせながら、自分たちも楽しむ。今日もお店を開けるご夫婦です。

お二人が考案した、夏にぴったりなおはぎをご紹介します。使うのは、広島特産のレモン。まずはすりおろした皮をごはんに混ぜ、次にたっぷりのレモン果汁をあんこに混ぜ込みます。生地にあんこを入れてまるめ、最後にイチョウ切りのレモンを上に載せたら出来上がり。中も外もレモン尽くしの爽やかおはぎに仕上がっています。

お店を臨時休業したご夫婦は、自宅がある廿日市市、瀬戸内海の浅瀬にやってきました。ここ大野瀬戸では、漁業権を持つ市民がアサリを育て出荷しています。ご夫婦も明さんのお父さんから漁場を引き継ぎ、アサリの育成をしています。風光明媚な宮島を眺めながらの作業は、爽快な気分になれると言います。

この日ご夫婦が訪れたのは、廿日市市にあるパン屋さん。おはぎ屋さんを始めた当初から通っています。ここに来ると新しいおはぎのアイディアが浮かんでくるそうです。この日は、粉砂糖をふりかけフォークの型抜きがされたクリームパンと、人気商品の塩パンが目に留まりました。こちらのパンを見て、何かひらめいた様子のご夫婦です!

パン屋さんでひらめきをもらったご夫婦は、さっそく新しいおはぎ作りに挑戦します。出来上がったのは、藻塩を使った「塩おはぎ」、シナモンを花柄で型抜きした「シナモンおはぎ」、そしてトロピカルな「パイナップルおはぎ」の3種類。中でも「パイナップルおはぎ」を食べた明さんの母・静子さんは「爽やかで若い子が喜びそう」と大絶賛!

楽園通信

ちいさなおはぎ屋

中村さんご夫婦が営むおはぎ屋さん。定番の「あんこ」や「きな粉」の他に香り高い「コーヒー」やピンクがかわいい「さくら」、爽やかな「レモン」など珍しい創作おはぎが並びます。9個や14個がセットになったものもあり、手土産としても人気です。

電話番号:082-577-9355
営業時間:午前10時30分〜午後6時
定休日:不定休

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