STORY

第48話(最終話)「明日のメダルとパンツと掴む腕」

 完全復活したウヴァの強力なパワーに追い詰められるバースとバースプロトタイプ。そのとき、鴻上ファウンデーションから爆煙が上がると、映司(渡部秀)がゆっくりと姿を現した。一歩一歩、歩みを進めるごとに足が地面にめり込んでいる。
 どう見てもいつもの映司とは違う…。

 そんな様子をビルの屋上からうかがっていた真木(神尾佑)に、鴻上会長(宇梶剛士)が近づいた。
「オーズだよ、本当の」。
 800年前、10枚ずつ作られていたメダル。そのうち9枚ずつは真木の手の中にあったが、残る1枚ずつは鴻上が所持していた。鴻上はその中から3枚のメダルを取り出すと映司へ。キャッチした映司はオーズ、タトバコンボに変身する。

 最後の1枚で変身したオーズはすべてが違っていた。完全復活したウヴァを上回るパワーでウヴァを追い詰めていく。そして、ついに必殺技が炸裂!ウヴァも消滅か、と思われた瞬間、真木がグリードとなり割って入った。ウヴァを生かしメダルの器にしようとした真木だったが、ウヴァは真木グリードが投げ入れるメダルに恐怖を覚える。

 オーズは真木グリードに襲い掛かるが、そこへアンク(三浦涼介)がオーズを助けるためにやってきた。3体による新たな戦いが始まるか、と思われたが、真木グリードは逃走したウヴァを追って去っていく。

 映司、アンク、そして比奈(高田里穂)。久々に顔を合わせた3人。アイスを食べるアンクから信吾(三浦涼介=二役)の体を返すと聞いた映司は、喜びの声を上げる。
「お前とももう戦わなくていいってことか」。
 これ以上の決着はない、と満足げな映司に比奈は複雑な思いを抱く。映司もアンクも信吾も、みんなに生き残って欲しい。でも、どうすれば…。
 比奈はそんな言葉にならない思いを伝えようとするかのように、映司とアンクの手をとる…。

 逃げ惑うウヴァを捕まえた真木はウヴァをメダルの器にすることに成功。ウヴァは巨大化し無機質なメダルの器 暴走形態となって空中に舞い上がる。
「良き、終末を」。
 メダルの器 暴走形態はビルや車をセルメダルに変えて吸収、すべてを砂漠化させていく。そして、暴走形態から放出された無数の屑ヤミーが人々に襲い掛かり…。

 とにかく倒す、そして世界を終末から救わねば…。
 映司とアンクはそろって走り出すと、映司はプトティラコンボに変身、アンクはアンク(グリード態)となって屑ヤミーと戦う。
 そこへ2体のバースが合流。オーズとアンク(グリード態)は屑ヤミーをバースに任せて飛び立つと、上空の暴走形態にいる真木グリードに立ち向かう。

 地上に引きずりおろし真木グリードと壮絶な戦いを繰り広げるオーズとアンク(グリード態)。しかし、強烈な一撃にアンク(グリード態)はアンクに。オーズもメダルを奪われそうになるが、逆にオーズは冷気で真木グリードを固定すると大量のセルメダルをメダガブリューに投入。強烈な一撃を放つ。
 これで決まった…と思われたが、暴走形態のエネルギーに守られた真木グリードはびくともしない。
 強烈な一撃とともに変身を解除した映司は、今にも暴走しそうになる。

 そんな映司に危険を察知したアンクは自らのクジャク、コンドル、そしてタカのメダルを映司に。途端にアンクは信吾の体から離れていく。
 メダルをキャッチした映司はアンクではなく倒れる信吾の姿を確認。
 映司はアンクの思いを受け止めながらタジャドルに変身する。

 そして、7枚の紫のメダルをタジャスピナーにセット。強烈な一撃を真木グリードに放つ。真木グリードはブラックホールのように消滅、すべてのメダルなどを吸収していく。
 それでもかろうじてタカメダルをキャッチした映司。だが、メダルはすでに割れていた。
  「うそだろ、アンク!」。

 落下していく映司にアンクが幻のように甦る。
「お前を選んだのは俺にとって得だった…」。
 そんな言葉を遺して消えていくアンク…。

 意識を取り戻した映司はバースに救われ、比奈や伊達(岩永洋昭)、里中(有末麻祐子)らが差し伸べた手の中に落ちていく。
「俺が欲しかった力…どこまでも届く俺の腕。こうすれば手に入ったんだ」。

 すべての戦いが終わり、比奈や後藤、鴻上ファウンデーション、そして「クスクシエ」にも平穏な日々が戻ってきた。
 そして映司は再び世界へと旅に出た。アンクの思い出を胸に抱きながら…。


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脚本:小林靖子
監督:田崎竜太
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)