STORY

第42話「氷とグリード化と砕けた翼」

 真木(神尾佑)に体内のメダルを狙われた映司(渡部秀)。必死で抵抗を試みるが、真木のメダルの力は強く、映司はもがき苦しむだけだ。
 そんな映司に真木はグリードとはどういうものか、改めて説明することで平和的にメダルを手に入れようとする。
 見る、聞く、匂う、味わう、触れる、という人間の五感を持たないグリード。それらを手に入れて欲望を満たそうとするため、コアメダルを揃え完全復活した際には人間ごと喰らって五感をむさぼるという。さらに暴走すれば、世界そのものを喰らってしまい、あとには何も残らない、真木が美しいという終末が訪れるだけ…。

 そんなグリードに映司は近づいているという。現に比奈(高田里穂)が作った料理の味すらわからなくなってきている…。
 そんな世界の終末など見たくはない。
 あくまでもメダルを守ろうとする映司に真木は改めて“攻撃”を仕掛けるが、そんな2人のやりとりをこっそりと見ていた後藤(君嶋麻耶)と里中(有末麻祐子)が映司を救出。なんとか映司はメダルを奪われずに逃走する。

 後藤から映司がグリードに近づいていることを知らされた信吾(三浦涼介)と比奈は大ショック。
「映司君を止めなきゃ、これ以上戦わないように!」。
 比奈は映司のグリード化阻止に立ち上がる。

 アンキロサウルスヤミーが現れた。現場へ急行する映司を止めようと信吾と比奈が立ちはだかるが、ヤミーに加えアンク(ロスト)の存在を感じる映司は留まるわけにはいかない。
 そのときアンキロサウルスヤミーの冷気による攻撃に動きを封じられた人々は、口々にオーズの名を叫び始める。助けて、と。
 すべては映司の性格を知り尽くした真木のワナ。ヤミーに「助けて欲しければオーズを呼べ」と言わせていたのだ。

 人々の助けを求める声に逆らうわけにはいかない。映司は必死で止める比奈を説得すると、ラトラーターコンボに変身。信吾と比奈を残し、ヤミーがいる現場へと走り去る。

 人々を救出したオーズはコアメダルを取り戻そうと現れたアンク(ロスト)と対峙する。あのアンクを抑え込んだというアンク(ロスト)だが、あのアンクがそう簡単に消えるとは思えない。オーズはプトティラコンボに変身。アンク(ロスト)にぶつかっていく。

 そんなオーズ=映司を正視できない比奈。信吾はそんな妹に映司の戦わずにいられない気持ちを代弁すると、映司を暴走から救うよう諭す。

 その間にもプトティラは翼と尻尾を激しく広げ、アンク(ロスト)を空中戦で圧倒。ついにアンク(ロスト)の中にあるコアメダルを破壊しアンク(ロスト)を撃破。後藤もバースに変身し、アンキロサウルスヤミーを打ち破った。

 プトティラコンボとして最大限の力を使ったオーズは苦しみながら手を伸ばすが、その手を比奈がやさしく包み込む。
「大丈夫、大丈夫だから」。
 そんな言葉とともに変身を解除、なんとかもとの映司へと戻る。
 そのときアンクの腕が大量のセルメダルをまとい、ついにはアンク(三浦涼介=二役)が復活した。
 アンク(ロスト)を撃破した映司に礼を言うアンク。その目は立ちすくむ信吾を見つめていた。
「アンク、待て」。
 映司の制止する声など耳に入らないアンクは信吾に近づくと不気味な笑みを浮かべて…。

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脚本:小林靖子
監督:舞原賢三
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)