STORY

第40話「支配と誕生会と消えるアンク」

 ヤミーとの戦いに巻き込み信吾(三浦涼介)の体を傷つけたことにショックを受ける映司(渡部秀)。改めてアンク(三浦涼介=二役)を信吾の体に取りつかせ、治療のため「クスクシエ」に戻る。
 比奈(高田里穂)にアンクの手当てをしてもらいながら、信吾の体を傷つけてしまったことを詫びる映司。
 やはりアンクには信吾の体を使わせないほうがいいのではないか…。
 思い悩む映司に比奈は、もう少しアンクには兄と一緒にいてほしい、という気持ちに変わりはないという。そしてアンクにも信吾の体から出て行く気はさらさらなく…。

 軍鶏ヤミーに取りつかれた町内会長・下田(春海四方)の妻・智子(つみきみほ)による町の支配はさらにエスカレート。軍鶏ヤミーの羽で暗示にかけた警察官たちを使い、町民たちを次々と取り締まると、映司とアンクを追い出そうとする。必死で庇おうとする知世子(甲斐まり恵)に対して、逆らえば営業停止との通告が。いずれにしてもヤミーを退治するため、店を出なければならなかった映司はアンクとともに「クスクシエ」を出る。

 下田の自宅がヤミーの巣であることが判明した。が、下田自身がヤミーの親ではないようだ。ということは…。アンクは下田の自宅へ踏み込めというが、暗示をかけられた警察官ががっちりガード。うかつに手を出すことは出来ない。合流した後藤(君嶋麻耶)も状況を認識、仕方なくヤミーがエサを取りに出かけるまで待つことにする。

「クスクシエ」に帰るに帰れない映司とアンクは河原で野宿することに。ふと出会ったころを懐かしむ映司。比奈や信吾のためにも、信吾の体からアンクを追い出したい映司だが、その一方でアンク(ロスト)にアンクが吸収されるのは困る。アンクを守るためにも、今は信吾の体にいて欲しいという。映司の思わぬ“友情”に一瞬言葉を失うアンク。お弁当を手にやってきた比奈の首を突然締め上げると「お前も比奈もいつでも潰せる」と強がるが、「何を焦っているんだ?」という映司の言葉に思わず手を放してしまう。

 そんなアンクを囲んで知世子とともに誕生パーティーを行う一同。比奈もアンクとともに過ごした時間の長さを確認。わずかながら心の中に芽生えたアンクへの愛着を認めることに。

 軍鶏ヤミーのえさはモニターに映し出される町を支配している映像ではないか。だから、ヤミーはえさを取りに下田の家から出なければ、真っ先にカメラを仕掛けたことにも納得がいく。映司らはカンドロイドを使い、次々と防犯カメラを破壊。読みどおり怒った軍鶏ヤミーは下田の家から飛び出してきた。

 軍鶏ヤミーの前にやってきた映司とアンク。映司はオーズに変身、同時に現れた後藤(君嶋麻耶)もバースに変身。軍鶏ヤミーに立ち向かう。軍鶏ヤミーのリボン攻撃に苦戦するオーズとバースだったが、里中(有末麻祐子)が合流。スキを突いてオーズはラトラーターに変身するとスキャニングチャージ。難敵・軍鶏ヤミーをみごとに撃破する。

 ヤミーがいなくなったことで智子も正気を取り戻し、町には再び平和が。「クスクシエ」に戻った映司とアンク。比奈は改めてアンクに誕生日のプレゼントを差し出すと、アンクは乱暴だがちゃんと受け取って屋根裏へと戻っていく。そんなアンクを微笑ましく見つめる映司。

 しかし、すぐに異変を察知。なんと屋根裏にはアンク(ロスト)(飛田光里)がアンクを待ち受けていた。映司と比奈が駆けつけると、すさまじい風にアンクが吸い寄せられようとしている。必死でアンクの腕をとり、飛ばされないように引っ張る映司と比奈。しかし、アンクはアンク(ロスト)に吸収され、部屋には意識を失った信吾が。
「おかえり、僕」。
 勝ち誇るアンク(ロスト)は、これまでなかった両翼を大きく空に広げて…。

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脚本:小林靖子
監督:石田秀範
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)