STORY

第36話「壊れた夢と身体とグリード復活」

「比奈…、大丈夫か?」。
 一瞬目覚めて妹の比奈(高田里穂)を気遣う信吾(三浦涼介)だったが、再び意識を失ってしまった。そんな信吾を見たアンク(三浦涼介=二役)は再び信吾の身体に入ることはせず、どこかへと飛び去ってしまう。

 身体の不調を訴えながらも戦い傷ついた伊達(岩永洋昭)とともに病院に搬送された信吾だが、比奈によると以前よりも回復してきているという。ということは、アンクが身体に入っていなくても大丈夫ということか。映司(渡部秀)も素直に喜ぶが、どこか比奈の様子がおかしい。学校を辞めて信吾に付き添うという。
「こんな大変な時にお洋服作りたいとか。私、おかしいですよね」。
 デザイナーになるという夢はどこへ行ってしまったのか。やはりユニコーンヤミーに襲われたから…!?

 ウヴァがガメルとメズールを復活させた。その目的は今や敵となったカザリへの復讐。その前にオーズからコアメダルを奪おうと協力を呼びかける。

 ユニコーンヤミーが再び現れた。映司はオーズに変身したものの、ユニコーンヤミーは絵を描いていた男の夢を奪うとあっという間に逃げ去ってしまう。やはり今回のヤミーは人間の夢を形にして破壊することで、その人の夢を奪ってしまうらしい。だから比奈も…。映司は比奈のことが心配になるが、アンクは例によって「知ったことか」と吐き捨てる。そのアンクもあえて信吾の身体には戻ろうとはせず…。

 友人から比奈がデザイナーになる夢をあきらめたことを聞かされた祥子(竹本彩)は、怒って「クスクシエ」へ。そこで映司と再会した祥子は自分がコンテストで優勝しなければ、夢をあきらめ父親の仕事を手伝うことになっていた事実を明かす。
 だから自分で夢をあきらめる比奈が許せない…。
 映司はそんな祥子と比奈の自宅へ。そこには自らの洋服を切り刻む比奈がいた。ユニコーンヤミーに夢を奪われ、生きる価値を見失ってしまった比奈はその場で倒れこんでしまい…。

 比奈を病院に連れて行った映司は、夢を失って辛い思いをするなら初めから夢など見ない方がいいという祥子をやさしく諭す。
 自分も夢をかなえようと突っ走って失敗した。だからゆっくり育てていきたい、と。
  時間をかけて父親を説得すれば、という映司に心動かされる祥子。そんな2人の前に再び信吾の身体に入ったアンクが姿を現した。
「追い出そうとしても無駄だ。この身体はいるんだよ」。

 ユニコーンヤミーが現れた。いつものように映司はアンクと、伊達は後藤(君嶋麻耶)と現場へ急行。映司はオーズに、伊達はバースに変身。ユニコーンヤミーを追い詰めていくが、そこへウヴァと復活したメズール、ガメルが現れた。
 ユニコーンヤミーも加わり4体を相手に苦戦するオーズとバース。逆に追い詰められ、オーズは意を決してプトティラコンボへと変身する。
 見たこともないプトティラのパワーにガメルとメズールは何も出来ない。強烈な必殺技がユニコーンヤミーを破壊、ウヴァら3体のグリードは逃走する。

 傷つきながら逃げてきたウヴァ、ガメル、メズールの前にアンク(ロスト)を連れたカザリが現れた。一気に攻撃をしかけようとするカザリとアンク(ロスト)に恐れをなしたメズールはウヴァを裏切り、カザリとの共闘を提案。申し出を喜んで受け入れたカザリは他のグリードと一斉にウヴァを攻撃。あわれウヴァはコアメダル、セルメダルを奪われて…。

 意識を取り戻した比奈は再びデザイナーになる夢を追うことに。が、信吾の身体にはまたもアンクが取り付いている。それを見た比奈は「もう少しお兄ちゃんと一緒にいて」と意外な反応を見せる。

 そのころカザリ(橋本汰斗)を中心に真木(神尾佑)、アンク(ロスト)(飛田光里)、ガメル(松本博之)、メズール(未来穂香)が集結していた。
「さあて。これからどうしようか」。
 カザリは不敵な笑みを浮かべて…。

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脚本:毛利亘宏
監督:田崎竜太
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)