STORY

第32話「新グリードと空白と無敵のコンボ」

 飛来した紫のコアメダルが体に侵入、意識を失ってしまった映司(渡部秀)。伊達(岩永洋昭)らによって病院に運び込まれるが、レントゲンにメダルの影など写っていない。それにしてもあのメダルは何だったのか。後藤(君嶋麻耶)はアンク(三浦涼介)に詰め寄るが、グリードのアンクにもわからないらしい。
 と、そんなやりとりをしている間に映司が何事もなかったかのように目を覚まし…。

 そのころ、とあるビルの屋上に男女のプテラノドンヤミーが飛来した。
「人間の欲望が渦巻いている…」。
 2体は確認しあうと、すべてを「無」にするために再び飛び立ち…。

 退院した映司らは外で坂田(坂東巳之助)とばったり。良かれと思ってお金を届けたことが仇になった、と落ち込む坂田に映司は自分も同じようなことで失敗ばかりしていると語りかける。貧しい国に募金したつもりが悪人に使われたり、内戦の資金になったり。だから、人助けは自分の手が届くところまで、と決めたという。そんな映司の言葉に納得する坂田。そして、伊達はあることを思い出していた。

 2体のプテラノドンヤミーが人々が集まるビルで黒い霧を吐き出し、霧に飲み込まれた人々が姿を消してしまった。現場に駆けつけた映司と伊達はオーズ、バースに変身。しかし、これまでのヤミーとは違う強大な力にオーズもバースも変身を解除してしまう。
 このままではヤミーにやられるだけ。が、映司は伊達の制止を振り切り、ビルに残された人々を救出しようとする。そんな映司を激しく非難する伊達。どうやら伊達は以前の映司を知っているらしい。

 なんとか「クスクシエ」に戻り、手当てを受ける伊達。その伊達によると、実は映司は政治家の息子で内戦に巻き込まれた折、親が払った身代金で助け出された経緯があるという。が、一方で映司の正義感は政治家たちの宣伝にも利用されたのだとか。おかげで映司は自分への欲を失ってしまった、と伊達は分析する。
 そんな伊達の話にショックを受ける比奈(高田里穂)。

 と、そこへ突如、鴻上会長(宇梶剛士)が里中(有末麻祐子)を連れてやってきた。鴻上によると、映司が欲望を失ったことで空いたところに紫のコアメダルが入り込んだのだという。そして、鴻上は不安な一言を。
「欲望の空白が埋まれば、暴走の危険性は高くなる」。
 その意味とは…!?

 2体のプテラノドンヤミーが遊園地に出現した。黒い霧で次々と人々を消していくヤミー。映司はオーズ、伊達はバースに変身。再びヤミーに立ち向かうが、またもオーズはヤミーの攻撃で変身を解除してしまう。そんな映司に再びヤミーの攻撃が…。が、そのとき映司の中から紫のメダルが3枚飛び出し、ヤミーが放った衝撃波を弾き飛ばす。紫色に目を光らせた映司のベルトにメダルが挿入されると、プトティラコンボへと変身する。

 恐ろしいうなり声とともにヤミーを攻撃するプトティラコンボ。
「この力は同類…」。
 恐れおののくプテラノドンヤミーをあっという間に追い詰めると、プトティラコンボは必殺技を繰り出し2体のヤミーを撃破する。
 が、そのままプトティラコンボは暴走。バースに襲いかかる。
 後藤らの言葉も耳に入らないプトティラコンボ。しかし、捨て身で割って入った比奈に動きを止めると変身を解除。映司はそのまま意識を失い倒れこんでしまう。

 そのころカザリ(橋本汰斗)は、紫のコアメダルを真木(神尾佑)の体に投入。
「人がグリードになれるなんて、面白いよね…」。
 目を紫色に光らせた真木はヤミーを生み出して…。

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脚本:小林靖子
監督:諸田敏
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)