STORY

第1話「メダルとパンツと謎の腕」

 とある美術館の倉庫。2人の警備員が美術品を盗み出そうとしていた。今日入ったばかりの新入りは薬のおかげでまんまと眠りこけている。大はしゃぎでお宝を運び出そうとする2人だったが、石棺のような箱にメダルが集まり、ついには4体のグリードとなって警備員の前に立ちはだかる。

 一方、メダルの覚醒を察知した鴻上ファウンデーションのライドベンダー第一小隊は、ファウンデーションの鴻上(宇梶剛士)の指示を受けた後藤(君嶋麻耶)の指揮のもと、4体のグリードに攻撃を仕掛けた。
 しかし、グリードの圧倒的なパワーになす術もなく崩壊していく第一小隊。その結果に鴻上はケーキを作りながらも怒るどころか、どこか喜ぶようなそぶりを見せる。
「グリード復活は、悪いことばかりとは限らないからね」。
 鴻上の真意は…?

 そんな一連の騒ぎが収まったころ、ようやく新米警備員・映司(渡部秀)が目覚めた。コアメダルとも知らず、偶然手にしたタカのメダルをバイト代と勘違い。着替えようとしたとき、ようやく周囲の惨状を目の当たりにしぼう然とする。
 信吾(三浦涼介)ら刑事に質問されても、他人事のような答えしかしない映司。しかし、唯一の持ち物でもあるパンツの焼け焦げを発見し、ひどく落ち込んでしまう。

 そのころ復活したグリードたちは自らの身体が不完全であることに気付く。完璧な肉体を取り戻すには、コアメダルを集めるしかない。そのコアメダルのいくつかをアンクが手にしていたらしいが…。

 バイトもパンツも失った映司。ふとさっきのメダルを通行人にぶつかった弾みで取り落としてしまう。転がったメダルは自販機の下へ。懸命に自販機を持ち上げては見たものの、メダルを拾う術がない。通行人に頼もうと声を上げたが耐えきれず自販機から手を放してしまう。
「ギャーッ!」。
 偶然、近くを通りかかった比奈(高田里穂)は、映司が足をはさまれたものと勘違い。必死で、それでいて軽々と自販機を持ち上げる。しかし、その下にはアンクの腕が!驚いた比奈は自販機から手を放すと、そのまま逃げていってしまう。
 驚いたのは映司も同じ。一度はアンクに奪われたタカのメダルを偶然取り戻すと、何もわからず逃走する。

 そんな映司を追いつめたアンクはメダルを返せと迫るが、そこへ宝石で美しく着飾りたいという女性の欲望を糧に成長したカマキリヤミーが現れ、タカのメダルを奪おうとアンクに攻撃を仕掛ける。一方的に攻めるカマキリヤミーを見かねた映司は止めに入るが、かなうはずはない。劣勢に追い込まれながらも向かっていく映司にアンクがベルトとメダルを差し出す。
「メダルを三枚ここにはめろ。力が手に入る」。
 アンクの言葉に映司は変身。仮面ライダーオーズ、タトバコンボとなっていた。アンクの指示に従い、満ちあふれる新たな力に喜びを感じながら戦うオーズ。必殺技でカマキリヤミーを撃破、消滅すると同時にヤミーを形成していた大量のセルメダルが散らばった。

 倒れたままの信吾を気づかうオーズ。しかし、アンクはそんな信吾の体を乗っ取ってしまった。この一連の騒動はいったい何なのか。ぼう然とアンクを見つめるオーズ。
 そのころ、後藤はタカ缶の栓を開け、タカメカを大量に放つと…。

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脚本:小林靖子
監督:田崎竜太
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)