手裏剣戦隊ニンニンジャー
毎週日曜あさ7時30分〜

ニュース

2015年1月26日
忍びなれども忍ばない! 超忍者ヒーロー参上!
『手裏剣戦隊ニンニンジャー』プレミア発表会&会見レポート




スーパー戦隊シリーズ生誕40周年、第39作となる『手裏剣戦隊ニンニンジャー』は、“忍者”をモチーフに、祖父、父、そして孫たち親子三代で戦う新時代のニンジャ。シュリケン忍法を使い、悪の牙鬼軍団から人々を守ります!
1月24日(土)・25日(日)東京ドームシティ プリズムホールでプレミア発表会が行われ、2日間で延べ13,000人が来場。初お披露目のニンニンジャーのショーや、キャスト陣のトーク、さらには主題歌披露などで盛り上がりました。また、制作発表記者会見には、ニンニンジャー役の西川俊介、松本 岳、中村嘉惟人、矢野優花、山谷花純、父親役の矢柴俊博、祖父役の笹野高史が登場。作品への意気込みを語りました。

アカニンジャー:伊賀崎 天晴(いがさき・たかはる)役/西川 俊介(にしかわ・しゅんすけ)
「何とかなる」が信条の楽天家、考えるより先に動く行動派の伊賀崎 天晴を演じる西川俊介さん。ニンニンジャーのモットー“忍びなれども忍ばない!”にかけて、「子どもの頃から憧れていたスーパー戦隊シリーズの40周年という記念すべき年に出させていただけることをうれしく思っています。自分と天晴は似ているので、この性格を“忍ばない”で演技をしていきたいです。そして、ニンニンジャーをたくさんの方に愛していただけるよう頑張ります」と意気込みを。天晴役決定の知らせは、パンケーキを食べている時に聞いたそうで、「ビックリして、パンケーキが口に入らないという経験を初めてしました」と、ちょっぴり天然な発言も。会見中は緊張のおももちだった西川さん。そんな彼を、祖父役の笹野高史さん、父親役の矢柴俊博さんが温かく見守り、いとこや妹役のニンニンジャーの面々が助け船を出すというアットホームな雰囲気がすでに出来上がっています。撮影現場の空気もそのままだそうで、「共演者もスタッフさんも優しくて、家族で作品を作っている感じですね。三世代のお話なので、小さいお子さんから年配の方まで幅広い年齢の方々に、また忍者ものなので海外の方にも楽しんでいただけると思います」とみどころを。そして最後は、「ニンニンジャーを通して、子どもたちに勇気や希望や諦めない気持ちを育んでもらえたら」としっかりと決めてくれました。

アオニンジャー:加藤 クラウド 八雲(かとう・くらうど・やくも)役/松本 岳(まつもと・がく)
華麗なお坊ちゃま、一見クールながら実は熱い一面も持つ、加藤・クラウド・八雲を演じる松本 岳さん。「子どもの頃に見ていたスーパー戦隊シリーズから学んだものは正義感でした。今度はこのニンニンジャーを通じて、子どもたちに正しい正義感を学んでもらえたらと思っています。役的にはクールですが、心の中では燃えています。天晴が赤く燃えるなら、自分はクールに青く燃える、そういうところを見せていければ」と作品にかける思いを。そして、21歳ながらニンニンジャー5人の中では一番年上となる松本さんは、「最年長なので、5人をまとめていきたいと思っています」と頼もしい言葉も。また、八雲役が決定した時を振り返り、「うれしさもありましたが、心の中でほっとした部分が大きかったです。サッカーをやるために東京の大学に来たので、(この仕事に関しては)親も反対していましたが、今回の出演決定により親も喜んでくれたのでほっとしました」と心境を語ってくれました。現場では、笹野さん、矢柴さんの存在がとても大きいそうで、「矢柴さんは、一緒に台本を読み合わせてくださったり、とても優しいです。笹野さんは、現場にいらっしゃるだけで面白い。カメラテストの時にもいろんな(芝居の)パターンが出て来て、勉強になります」と感謝の気持ちを伝えました。

キニンジャー:松尾 凪(まつお・なぎ)役/中村 嘉惟人(なかむら・かいと)
人懐っこい性格で、明るくかわいい弟キャラの松尾 凪を演じる中村嘉惟人さん。「スーパー戦隊シリーズが大好きで、毎週欠かさず見ていました。僕も、子どもたちから憧れられるヒーローになりたいと思っています。凪は弟系でイタズラ好きなキャラなので、もっとみんなにイタズラをしてかき乱して頑張りたいと思います」と、役柄同様の人懐っこい笑顔でコメントを。その憧れのヒーロー役が決まった瞬間は、「うれしさよりも不安の方が大きくて。子どもの頃に見て憧れていたヒーローになれるのはうれしいけど、子どもたちは僕を見て憧れてくれるのかなと、それが心配で不安でした」という中村さん。その不安と向き合いながら、「今も不安な気持ちはありますが頑張っていきたいと思います」と力強く宣言しました。そして、「クランクインの日に、天晴のところにみんなが駆け寄るというシーンで、僕の隣にいた(山谷)花純ちゃんがいきなりいなくなって。どこいったのかなと思ったら、ずっこけてました(笑)」と撮影中のエピソードも披露。「おかげで現場が和みました。それがあったから、今これだけ仲良くなれたのかなと思います。花純ちゃんにありがとうと言いたい!」と、緊張感ただようクランクアップの現場の空気をかえてくれた山谷さんの体を張った(!?)失敗談に感謝を。ちなみに、山谷さんは「おしりからころんじゃって。次の日アザだらけでした(笑)」とのことです。

シロニンジャー:伊賀崎 風花(いがさき・ふうか)役/矢野 優花(やの・ゆうか)
天晴の妹で、頑張り屋で前向きでしっかり者の伊賀崎 風花を演じる矢野優花さん。「1年という長い期間になりますが、元気いっぱいやり遂げたいです。ニンニンジャーは楽しい作風で笑えるところも多いですが、アクションはかっこいいので、そのギャップをバンバン見せていきたいです」と、その言葉通り元気いっぱいに挨拶を。出演が決まった時は、「まさか受かると思ってなかったので、気持ちがふわふわ〜となって呆然としていました」という矢野さんですが、「どんどん実感がわいてきて、ヒーローとして頑張っていきたいという自覚が芽生えました」と心強いコメントを。また、役柄とキャスト陣は、それぞれ似ているところが多いそうで、その中でも「我らがアカ、西川俊介が一番近いと思います」と矢野さん。「俊介は生まれながらの“ザ・アカ”という感じ。真っ直ぐで、純粋で、抜けたところもあって、見てて面白いですし、西川俊介の空気感があるからこそこの自由な空気になるのかなと思ってます」と絶賛。妹・風花役の矢野さんのこの言葉を聞いた西川さんは、「ありがとう風花!いい妹を持った」と大感激でした。

モモニンジャー:百地 霞(ももち・かすみ)役/山谷 花純(やまや・かすみ)
大学で科学を研究している天才肌、にこやかに毒舌を放つ百地 霞を演じる山谷花純さん。「偶然ですが、役名と本名が同じ“かすみ”。この名前をつけてくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいです。これまでにない天然毒舌キャラの役なので、そういうところもかわいいなと思っていただけるような小悪魔キャラを演じたいと思います」と役への思いを。また、“モモ”ニンジャーへの思い入れも人一倍だったそうで、「幼い頃、ピンク色の服は妹、ブルーは私という暗黙の了解があったのですが、その十数年後の今、当時うらやんでいたピンク色のモモニンジャーをやれるのがものすごくうれしくて」と喜びを。ニンニンジャーへの出演が決まったことを伝えた時に、「母に“あなた黄色でしょ?”と言われました(笑)」というエピソードも披露してくれました。また、共演者陣の見た目と中身の“ギャップ”についての話も。「松本 岳くんは、カメラが回ってないところでもクールで、大人っぽくて、みんなを引っ張っていってくれるアニキ的な存在なんですけど、ペットとしてエリマキトカゲの雪乃助だっけ?…を飼ってるのがすごいギャップがあって」と山谷さん。ところが、実際は“ヒョウモントカゲモドキの雪丸”だそうで、何度もその話をしている松本さんから「そろそろ覚えて〜」とツッコミが。撮影の合間には、松本さんが中心となって雑学や都市伝説の話で盛り上がっているそうです。

伊賀崎 旋風(いがさき・つむじ)役/矢柴 俊博(やしば・としひろ)
ラストニンジャ・伊賀崎 好天の長男で、天晴と風花の父、忍者ではないのでシュリケン忍法は使えないものの、5人を優しく見守る伊賀崎 旋風を演じる矢柴俊博さん。初のスーパー戦隊シリーズ出演に、「“オレ、何色レンジャー?”と思ったんですけど、色はありません(笑) うれしさと、照れ臭さと、不意をつかれた驚きがありましたが、毎クールたくさんのドラマがある中で戦隊ものは年に1本、世界でこれだけですから、大きい責任を頑張って果たしていこうと思っ次た次第です」と心境を。また、普段のドラマとは違うスーパー戦隊ならではの現場に、「この5人をスタッフのみなさんで育てていこうというファミリー感、学校感みたいなものがあって。大らか、かつ、明るく楽しく激しく厳しく、そういう現場がすごくステキですね。ストーリーも忍者になる戸惑いからスタートしているので、みんなのお芝居もこの1年間でどうなっていくのか、見ているみなさんは同時にそこも楽しめるのかなと思います」との見解を。さらに、「中でも一番驚いたのは、西川くんがNGを出した後に、“すいません。演技ってどうやったらうまくなるんですか?”と、すごくピュアに聞いてきたこと(笑)」という西川さんの天然エピソードを披露し、会場の笑いを誘いました。

伊賀崎 好天(いがさき・よしたか)役/笹野 高史(ささの・たかし)
ニンニンジャー5人の祖父で、戦国時代から続く忍者・伊賀崎家の末裔のラストニンジャ・伊賀崎 好天を演じる笹野高史さん。「矢柴さんと同じように“オレ、赤!? いや青かな!?”とか、新しいシリーズで“老人戦隊”とか作るのかなと思いましたが、はずれました(笑) 若者の登竜門と言われる戦隊もの、若者だけのものにはいたしませんぞ! 老人の登竜門として、私は1年間頑張りたいと思います。私、1年間生きていられるかどうか…などと心配しながら、この重い刀を持って頑張っておりますので、どうか見守ってください」と、ユーモアたっぷりの挨拶で爆笑をさらいます。そして、自らの忍者の衣装について、「お父さん方、一度はしてみたい格好でしょ? 私たちの世代は一度はこういう格好をしてみたいと思ってますので、そんなお父さん方、おじいさん方を代表して私が演じさせていただきます。ぜひ注目してください!」と呼びかけを。そんな笹野さんは、特撮シリーズへの出演は『重甲ビーファイター』(1995年2月〜1996年2月放送)以来20年ぶり。当時のレッドとブルーを演じた役者は、それぞれ別の道を歩みながらも今でも連絡を取り合っているそうで、「まるで同窓生のよう。この人たちも何年経っても連絡取り合えるようないい仲間になるんだろうなと思ってみています」と心温まる話を。…と思いきや、「この中からスターが生まれるかもしれません。きっとなってくれると思います。そのあかつきには、私を使っていただきたいなと思っております!」と続け、さらに会場に笑いを巻き起こしました。

また、エンディング曲のダンスの振り付けを担当したラッキィ池田さんからの動画メッセージも紹介。「今回は忍者とお祭りと戦隊、子どもたちの好きなものがいっぱいつまってます。体だけでなく心がウキウキ踊るということがダンス。ニンニンジャーの活躍を見ながらドキドキしながら、心弾ませながら踊って欲しいです。みんなで覚えて楽しく踊って!」との池田さんのアドバイスを聞いて、「「ノリノリのダンスなので、家族みんなで踊って欲しいです」と西川さん。ちなみに、ニンニンジャーのメンバーでは、一番上手な矢野さんがみんなのダンスの先生だったそうで、そこから"パイセン(先輩の意味)"というあだ名がついたとのことです。

『手裏剣戦隊ニンニンジャー』は、2月22日(日)あさ7時30分スタート!
▲ページトップへ