残る西洋三大妖怪オオカミオトコは、キンジの父と兄の命を奪った妖怪だった。それを知った天晴は、オオカミオトコとの戦いはキンジに任せることに。戦いの中、父や兄を侮辱されたキンジは、怒りに支配され闇雲に攻撃。いつもの力を出せず、オオカミオトコにやられてしまう。そんなキンジを見て、好天は、敵討ちという私情のためなら弟子にはできないと、破門（!?）を言い渡す。まるで昔の十六夜九衛門を見ているようだと感じたのだ。

一人道場を出たキンジの前に、九衛門が現れる。九衛門は、オオカミオトコがキンジとさしで決着をつけたがっていると伝える。さらに、オオカミオトコに勝つための唯一の方法として、キンジに自分と同じ妖怪の力を授けるというのだ。

そんな中、ニンニンジャーはオオカミオトコを発見。キンジが駆けつけるまでオオカミオトコを引き留めようと応戦する。天晴たちは、キンジは必ずオオカミオトコを倒すことができると信じているのだ。天晴たちの思いを知ったキンジは、私情を捨て、忍者として世の人のために戦うことを決意する。迷いを振り切ったキンジは、スターニンジャー超絶に変身。オオカミオトコを撃破する。巨大化したオオカミオトコには、覇王シュリケンジンで応戦し撃破。一方、弟子を信じてみようと思い直した好天は、キンジを“弟子見習い”改め“正式な弟子”として認めたのだった。