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2015年3月29日
祝40周年! 4/12(日)は歴代の3大忍者戦士、夢のそろい踏み!

 2015年4月5日(日)に40周年を迎えるスーパー戦隊シリーズ。これを祝し、4月12日(日)=“良い忍(412)者の日”に、歴代の3大忍者戦士、ニンジャレッド・ハリケンレッド・アカニンジャーが夢のそろい踏み! 4月12日(日)放送の第7話に、『忍者戦隊カクレンジャー』(1994年)と『忍風戦隊ハリケンジャー』(2002年)から、先輩忍者のニンジャレッドとハリケンレッドが、ニンニンジャーに忍法を教える先生として登場します。

 先輩忍者を演じるのはもちろん当時と同じく、サスケ役は小川輝晃、椎名鷹介役は塩谷瞬の2人。カクレンジャー、ハリケンジャーを代表する得意な忍法を指導するというストーリー同様、実際の撮影現場でも、小川、塩谷の2人はセリフの言い方やスーパー戦隊特有の体の使い方など、貴重なアドバイスを西川らに伝授。名乗りのシーンでは、「目力がスゴかった!」と西川がたじろぐほどの貫禄を見せつけました。3大忍者戦士の夢の共演、お見逃しなく!

<ニンジャレッド・サスケ役 小川輝晃コメント>
 サスケになるのはほとんど20年ぶり。どこか抜けていて敵からも逃げまわるというキャラクターだったので、今回先輩としてどう演じたらいいのか色々考えましたが、塩谷くんとも相談し、ちょっと貫禄がついた感じになっていると思います。
 西川くんにはポテンシャルの高さを感じました。怒られても動じないところはスゴい!(笑) 僕たちの時代もそうでしたが、最初の頃は当然、上手い演技はできない。でも、オーディションに合格した理由は、演技ができるかどうかより、ほかの人と違うカラーを持っているかどうかだと今になって思います。今年の5人にもそれがある。自信をもっていいと思います。この作品を一番知っているのは自分だという気持ちで、指示に従うだけでなく信じることを表現してみることが大事。スタッフに「余計なことをするな!」と言われたら、むしろ「やった!」と喜んでいい。そんな風に、1年を通じて役と作品に関われるのは、今や大河ドラマかスーパー戦隊シリーズかしかないんだから。
 当時と今とでちがうのは、演技がアフレコではなくシンクロになったこと。それがはじまったのは『仮面ライダークウガ』(2000年)からで、「演技がうまくなった」と評判になったんだけど、僕に言わせりゃ当たり前。日本語の演技に日本語のアフレコをするのは、実は一番難しいことだからね。それと、現場がやさしくなったかな。僕なんか、ロケが続くと真っ黒に日焼けしちゃって、夜間の撮影で「歯しか映らないじゃないか!」って怒られていた。「俺のせいじゃないよ~」って(笑)。
 今回の撮影では、塩谷くんが後輩にいいところを見せなきゃって、力が入っていたのが俺的にはおもしろかった(笑)。でも、今作の若いキャストだけじゃなく、塩谷くんとも一緒に出られたことは本当に嬉しかった。一人でできることと、二人でできることはちがう。塩谷くんが熱くいけば、俺はちょっとボケてみるとか、それぞれがもっているものを役割分担しながら後輩に伝えることができたんじゃないかと思います。
 僕は天才的に何かをひらめく役者ではないので、特に若い頃は「役に癖を作れ」という教えを実行していました。サスケの場合は、人によく触ることと指をさすこと。今回もやっているので、探してみてください。

<ハリケンレッド・椎名鷹介役 塩谷瞬コメント>
 僕たちハリケンジャーは、2013年にスーパー戦隊史上初めて『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』というVシネマで復活させてもらいましたが、まだまだ完結していませんし、ずっとつづいているという感覚があります。今回の現場でも、小さいお子さんがハリケンジャーを知ってくれていたり、何十年も応援してくれているみなさんがいたり、代々つづいているスーパー戦隊シリーズの存在にあらためて感動しました。
 撮影期間は短かったですが、西川くんからは彼なりの魅力を感じることができました。天然ボケでおもしろい。スタッフからは、「俊介は瞬に似てるよ」って言われましたが…聞けば小川先輩もそうだとか。歴代忍者が持っている資質なんですかね。
 僕はハリケンジャーがデビュー作で、毎日何をやっているかも分からないような状態だったので、現場では怒られっぱなしでした。今の現場はそんなに怒らないんですが、でもそれは彼らにとって残念なことなんじゃないかと思ったので、今回は僕から色々と言わせてもらいました。ドラマのストーリーと一緒ですね。戻れるなら10年前の俺に言ってやりたいくらいですよ(笑)。スタッフのみなさんにも、彼らを諦めないでほしいと伝えました。今後の彼らにとって今回の共演がエネルギーになってくれたらいいなと思います。
 現場はみんなスーパー戦隊が大好き! 今も昔も愛に満ちています。ハリケンジャーは全力戦隊。僕たちは3人だったので、一人ひとりがより頑張らなきゃという思いで身に付いたものです。作品を愛してくださっている方のため、役に魂を入れるためにも、全力でやらなきゃ鷹介じゃない! 相変わらず暑苦しいなと思ってもらえたら嬉しいです。小川先輩がサスケの癖をさりげなく演じているのも嬉しくて、すごく勉強させてもらいました。

<アカニンジャー・伊賀崎天晴役 西川俊介コメント>
 『忍者戦隊カクレンジャー』と『忍風戦隊ハリケンジャー』という人気の作品から先輩を迎えられて、とてもうれしく思います。でも、緊張しました!! 名乗りのシーンは動きが機敏で、自分がいつも注意されていることをカッコよく決めてしまうところは、さすが先輩です!
 ドラマでは先輩二人がニンニンジャーの先生役で登場してくださいましたが、僕個人にとっても演技の先生になってくださって、色んなアドバイスをもらうことができました。その教えを実践できるよう、少しずつ勉強しながら、生かしていけるようになりたいと思います。そして、自分も卒業後に後輩たちの作品に呼んでもらえるように、一年間一生懸命走り抜けたいと思います。

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