2024年3月23日(土)午後1:30~放送

番組概要

水谷豊×岸部一徳×檀れい
痛快エンタメ時代劇『無用庵』第7弾
おしどり夫婦となった半兵衛と奈津、
大殿のお世話ができない勝谷は隠居へ!?
江戸で頻発する火事にはカラクリが…?
弱者に寄り添う半兵衛が巨悪を一刀両断!


「だましゑ歌麿」シリーズから始まった水谷豊×吉川一義監督が送る
笑いとサスペンス、感動ありの人気痛快エンターテインメント時代劇の第7弾!
“隠居殿” 水谷豊דお節介用人”岸部一徳דお転婆旗本息女”檀れい!
武士の日常を笑いで描きつつ、武家社会に潜む人間模様をサスペンスフルに描く!
おしどり夫婦の半兵衛と奈津に用人・勝谷がヤキモチ!? 3人が挑む江戸の難事件とは?

半兵衛✕勝谷✕奈津の関係性もさらに円熟!江戸の“事件”もよりサスペンスフルに!

 直木賞受賞作家・海老沢泰久原作の短編時代小説「無用庵隠居修行」を、時代劇「だましゑ歌麿」シリーズの水谷豊✕吉川一義監督のコンビでドラマ化! 2017年に初放送、以降年に1回第6弾まで回を重ね、痛快エンタメ時代劇シリーズとしておなじみとなりました。水谷豊✕岸部一徳✕檀れい、という豪華キャスト3人の軽妙なやりとりもすっかり板についた「無用庵」。格式ばった時代劇とは一線を画した3人のコミカルで軽快な絡みはそのままに、今回からは半兵衛・奈津夫婦の同居生活がスタート。仲睦まじいところを披露しますが、その一方で用人の勝谷にも変化が?
 そして江戸では火事が頻発、使い番に出世した半兵衛の息子・新太郎(田中偉登)も対応に追われる中、焼け出された町民や貧しい生活に苦しむ農民たちに寄り添う半兵衛にも火事にまつわる奇妙な相談が持ち込まれます。火事の災害の裏で暗躍する巨悪が? いざとなれば巨悪に対して牙を剥く、半兵衛たちの痛快な戦いがドラマをクライマックスへと導きます!

 江戸を脅かす火事に隠された秘密とは? 半兵衛たちの前に正体を現した巨悪とは? 笑いあり、涙ありの痛快エンターテインメント時代劇の決定版、「無用庵隠居修行7」にご期待ください!

杉本哲太らおなじみのメンバーが集結!個性派ゲストがエンタメ時代劇で躍動!

 出演は、水谷豊、岸部一徳、檀れいのほか、半兵衛の悪行退治に力を貸す元御庭番衆・藤兵衛に田山涼成、半兵衛なじみの料亭女将のお咲に中山忍、半兵衛の息子で使い番・日向新太郎に田中偉登、その妻・おふみに松風理咲、奈津の父・松田清四郎に橋爪淳、その妻・郁に市毛良枝、半兵衛の理解者でもある火付盗賊改・長谷川平蔵に榎木孝明、半兵衛を高く評価している老中・松平定信に杉本哲太など、おなじみの豪華レギュラーキャストが今回も集結しました。

 さらにゲストとして大友花恋、前田吟、河相我聞、小川菜摘、山口良一、橋本マナミ、金田明夫らが出演。若手女優の大友花恋がある事情を抱えた町娘・花枝役でドラマに華を添え、前田は半兵衛の“隠居の師匠”幸之助役を、そして河相は新太郎の部下・定火消の平九郎役を、金田は材木問屋の商人・茂蔵役を演じ、それぞれに個性を発揮しています。

 江戸の世情も巧みに取り入れ、単なるエンターテインメントにとどまらない時代劇の奥深い魅力も堪能できる「無用庵隠居修行」。回を重ねるごとに進化を続けるドラマシリーズが今回もさらに進化します!
あらすじ
 奈津(檀れい)を娶り、仲睦まじく暮らす半兵衛(水谷豊)。その一方で勝谷(岸部一徳)は、半兵衛の身の回りの世話を奈津に取られてしまったとへそを曲げてしまう。半兵衛はそんな勝谷のために、半兵衛に「欲を捨てる」という隠居の作法を伝授した幸之助(前田吟)を訪ねるのだが、その幸之助は若い娘・花枝(大友花恋)に入れあげており、隠居生活などどこへやら。さすがの半兵衛も言葉を失ってしまう。

 そんな半兵衛らが暮らす江戸では火事が頻発。老中・松平定信(杉本哲太)は焼け出された町人たちへ公儀から下される給付金・下付金に頭を痛めていたが、半兵衛の息子で使い番の新太郎(田中偉登)は、部下の定火消・秋川(河相我聞)の活躍もあり上役からの評価を上げていた。

 勝谷、奈津とともに貧しい村の老人たちを慰問した半兵衛は、田畑を失い病に苦しむ仙吉(山口良一)を見舞う。娘のお里が江戸で金を稼ぐと家を出たまま連絡もない、と自暴自棄になる仙吉に半兵衛は娘を探してやると約束。仙吉を元気づける。

 帰宅した半兵衛らを新太郎が待っていた。部下の活躍で株を上げている新太郎だが、誰よりも早く火事の現場に到着する秋川の手際の良さに疑問を抱いているという。半兵衛は大火事にならず民のためになっているならと激励するが、それよりも焼け出された町民たちのことが気にかかる。かわら版の「火事場泥棒番付」によると、熊田屋が一番に儲けているらしい。そういえば店主の茂蔵(金田明夫)は、甘い言葉で焼け出された町民たちに金を貸しているようだ。半兵衛は新太郎に熊田屋を野放しにすべきではないと強く進言する。

 またも江戸の町に火事が発生した翌日、火付盗賊改方同心の文蔵(山中崇史)が半兵衛を訪ねてきた。頻発する火事のことで気になることがあるという。江戸を脅かす火事にまつわる、ある奇妙な偶然とは?