地球で起こっている真実を伝えたい。写真家である桃井和馬さんは、これまで世界140カ国を渡り歩き、同時代の地球を見つめてきました。
そんな桃井さんが選んだ旅の地は、南米チリ。南北4270キロにおよぶ国土の長さは世界一。北は砂漠、南は多雨森林地帯、そして世界で3番目に大きな氷河帯も広がる、ここは、地球環境のすべてが集まる場所です。
そのチリに行く大きな理由が「風」です。
「チリは、世界で最も強く風の吹く土地。まさに、『地球の呼吸』を感じられる場所。北から南に鳥瞰図的に地球を眺めながら、風をめぐる壮大で繊細な、地球の姿を撮影したい。」
地球の風を求め、真実を目撃する旅へ出ます。
遠い海の向こうから送られてくる桃井さんの写真を、日本で受け取った若者たちがいました。 地元の逗子海岸を守るための活動にも参加しているキマグレンの2人です。 写真とともに海を越えてやってきた「風のメッセージ」。それを今回、2人は曲に仕上げてくれました。写真家とミュージシャンの素敵なコラボレーションが実を結びます。