874年、醍醐寺を創建した理源大師・聖宝は、上醍醐山上で翁の姿で現れた地主・横尾明神に出会い、霊泉を得て開山しました。その時、横尾明神は霊泉を飲み「ああ醍醐味なるかな。ああ醍醐味なるかな」と言ったといいます。「醍醐」とは、牛乳から作られたという古代の高級食品のこと。そこから「醍醐味」(仏陀の最上で真実の教え。または物事の本当のおもしろさ。深い味わい)の言葉が生まれたそうです。醍醐寺の名はここからつけられました。霊験あらたかな醍醐水(だいごすい)は今も枯れることなく湧き出ています。
醍醐寺ホームページ http://www.daigoji.or.jp/