金箔をクモの糸のように細く切り出したものを、木肌にはり付け、仏像などに繊細な模様を描く「截金(きりかね)」。截金作家の大塚華仙さんの制作風景をご紹介します。切り出した一本の金箔の幅は1ミリ以下。気の遠くなる作業です。古くから伝わる伝統工芸ですが、あまり世間には知られていない截金を広めるため、新しい作品にも意欲的に取り組んでいます。