「螺鈿(らでん)」はアワビなどの殻の内側にある玉虫色の美しい光沢を使って作られます。正倉院の御物にも見られる、奈良を代表する工芸品です。漆工芸家の山本哲(さとし)さんが作り出す、緻密で繊細な螺鈿作品をご紹介します。