修二会が始まったのは752年、以来1200年以上にわたり一度も途絶えることなく続けられている「不退の行法」です。仏菩薩への正式な礼拝が五体投地。礼堂に置かれた五体板とよばれる板に、文字通り全身を投げ打って礼拝します。修二会は、あらゆる過ちや罪を悔い改める懺悔を通して、天下安穏、五穀成熟などを祈願するもの。五体板に身を投げ打つのは、私達にかわって全ての罪を懺悔することなのです。
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