「廬山寺」 紫式部邸宅跡として名高いお寺。式部はこの邸宅で結婚生活を送り、夫の没後「源氏物語」をここで執筆したといわれています。本堂の前に広がるのは、平安朝の庭園を表現した"源氏庭"。白砂と苔が美しく、特に6月〜8月頃にかけては可憐な紫色の桔梗が咲き誇ります。源氏物語に出てくる朝顔は、今の桔梗のこと。静かに眺めていると、まるで一編の美しい絵巻物を鑑賞しているような気持ちになります。