「大前芳春さん」 室生寺を超えて緑深い山の中へ。ひとり、鍬で土を採る陶芸家の大前芳春さん。ここの土が気に入り15年前に移り住んできました。粘り気があり、熱に強く、鉄の塊が溶け出して出来る模様が特徴です。この土を半年寝かせて陶土を作り、轆轤をひいていきます。山深い里で土つくりから焼きまで手がける大前さん。ようやく訪れた芽吹きの季節。自然とともに生きる陶芸家を紹介します。