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- #17 2010.2.14
- カロリー 命を繋ぐエネルギー
今やレストランのメニューやコンビニの食品にも、カロリーが表示されているのが当たり前。カロリーとは本来、エネルギーの量の単位、1カロリーは、1グラムの水の温度を1度上昇させるのに必要なエネルギーのこと。
今では、計測器で簡単に食品のカロリーを知ることができる。
因みにバナナ1本は58キロカロリー、お茶碗半分ほどのご飯に相当する。
一般的に成人男性は一日2300キロカロリー、女性は2000キロカロリーが必要とされている。そのエネルギーの半分以上は基礎代謝によって消費される。基礎代謝とは、呼吸や内臓の働きなどでエネルギーを消費することで、一日に肉体が消費するカロリーの6割から7割を占める。一般成人女性が約1200キロカロリー、男性で1500キロカロリー程といわれている。一方、歩いたり、スポーツをしたりする時に働く、活動代謝と呼ばれるものは、どんなに体を動かしている人でも、一日の消費カロリーの5割未満に過ぎない。
過剰なエネルギーを摂取すると、脂肪となり体内に蓄積され太る。しかし、そもそもヒトが太るのは、当たり前のことだという。
人類がこの世に誕生して700万年。その歴史を24時間に換算すると、労せずに食糧を手に入れられるようになった期間は、わずか1秒にも満たない。
それ以前の歴史は、飢餓との戦いだった。十分な食糧が確保できない時に備え、エネルギーを脂肪として蓄える、そうして、人類は今日まで命を繋ぐことができたのだ。
私たちの体内にある脂肪には、エネルギーの貯蔵庫としての役割以外に、体温の調節を行うという大切な役割がある。脂肪が熱を生み、体を寒さから守っているのだ。さらに脂肪にはもう一つ、大切な役割がある。
人が二足歩行を始めた時、胸のように骨でガードされていない腹部が、無防備の状態で前方にさらされることになった。しかし、腹の内部には胃腸など重要な器官がある。それを外部の衝撃から守るボディガードのような存在、それが脂肪なのだ。
しかし、脂肪細胞が過剰なエネルギーを貯め込み、膨れ上がると肥満につながり無駄な脂肪を燃焼させることが必要となる。
効果的なのは基礎代謝を高めること。基礎代謝を高めるのは筋肉で、脂肪を減らすためには筋肉をつけることが重要なのだ。
体に発生する熱の大半は筋肉によって生み出される。筋肉は、動かさなくても大量のエネルギーを自動的に消費しているのだ。
一般的に筋肉が1キロ増えると、基礎代謝で消費されるエネルギーは、一日当たり50キロカロリーほど増加すると言われている。
これで単純計算してみると、筋肉が2キロ増えれば、何もせずに年に5キロの体脂肪が減ることになる。
さらに、同じ重さの脂肪が筋肉に変わると、体積が小さい分体は絞まる。
本気でダイエットに取り組みたいなら、「バランスの良い食事」と「筋トレ」を無理のないペースで継続することが大切。
肝要なのは、脂肪の本来の機能を理解した上でダイエットに励むことなのだ。
糖分も体には必要な栄養。
一般的に食べ物や飲み物から取る糖分のうち、約25%は脳が消費しており、時としてこの数字が70%にも上昇することがあるという。
脳にとってブドウ糖は唯一の栄養源。勉強やデスクワークをしている時に、甘いものが欲しくなるのは脳が栄養を欲しがっているサイン。こんな時、甘い物をとることで脳の働きは良くなるのである。
脳の重さは体重の2%程度に過ぎない。しかし、体重の約半分を占める「筋肉」と同じぐらいのエネルギーを消費している。その量は基礎代謝の5分の1にもおよぶ。脳は、私達の想像以上に、エネルギーを消費しているのだ。
そして、脳の唯一の栄養源である「ブドウ糖」は、必要不可欠。
一般的な人はご飯をきちんと食べた上で、足りなくなった時、朝方や運動の後、疲れた時にとるのがいいという。

