原作ORIGINAL

ドラマ原作、続々刊行!
著:麻見和史
角川文庫

警視庁文書捜査官

警視庁文書捜査官
警察小説に新たなヒロイン登場!”文字”と事件を繋ぎ、犯罪者の心を暴く。
定価:734円(本体680円+税)

緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ

緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ
血色の文字が事件を語る!文字マニアの刑事・鳴海理沙、最初の事件。
定価:734円(本体680円+税)

永久囚人 警視庁文書捜査官

永久囚人 警視庁文書捜査官
奇妙な幻想小説どおりに殺人事件が!鳴海理沙警部補が謎に迫る。
定価:734円(本体680円+税)
(2018年04月25日発売)

著者プロフィール

麻見和史

1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。
『石の繭』『蟻の階段』『水晶の鼓動』『虚空の糸』『聖者の凶数』『女神の骨格』など「警視庁殺人分析班」シリーズで人気を集める。
その他作品に、『死者の盟約―特捜7―』『屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香』『水葬の迷宮―警視庁特捜7―』『沈黙する女たち』
『鷹の砦 警視庁捜査一課十一係』『警視庁文書捜査官』『緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ』
などがある。

麻見和史コメント

 一般的な警察小説の枠にとらわれず、文字や文書の謎を解いていくミステリー小説として執筆したのが『警視庁文書捜査官』です。架空の「文書解読班」を設定し、ユーモアを交えることで読みやすい作品にしたいという考えがありました。その後『永久囚人』『緋色のシグナル』と続いて、シリーズは現在三冊になっています。
 この度、その『警視庁文書捜査官』シリーズを連続ドラマ化していただけることになりました。原作小説のエピソードだけでなく、ドラマオリジナルのストーリーもたっぷり盛り込まれるとのことです。脚本家の大森美香さんがどのような物語を作ってくださるのか、本当に楽しみです。
 また、原作では男性だった矢代朋彦が、このドラマでは波瑠さん演じる熱血刑事「矢代朋」になります。そして文書解読のエキスパート、鳴海理沙を演じてくださるのは鈴木京香さん。おふたりとも存在感のある女優さんですから、話が進むにつれ、私たちが想像もしなかったような「演技の化学変化」が起こるのではないかと期待しています。
 一視聴者として、私もドラマの放送を心待ちにしています。