ショーアップ

野上慎平アナが「番組独自の取材と切り口」で注目ニュースを伝えます。

放送日 2017/05/25

もしも電車で“痴漢”に間違われたら、どう対処すればいい?

痴漢に間違われた際にするべきこと、してはいけないこと

満員電車に乗る方なら、いつ誰がかけられてもおかしくない「痴漢容疑」。ここ最近、痴漢行為を疑われた男性が線路内を走って逃げる事件が頻発していますが、先週には「逃走中に電車にひかれて死亡する」という悲劇も起きてしまいました。

かつては「冤罪(えんざい)被害を避けるには、その場から逃げるのが一番」などと言われましたが、現在ではそれは正しくないのだとか。今回のショーアップでは、万一の場合に備えての「痴漢に間違われた際の適切な対処法」をお伝えします。スタジオでは、数々の痴漢冤罪事件に携わってきた弁護士の甲本晃啓(こうもと・あきひろ)さんがアドバイスをしてくださいました。

甲本弁護士を始めとする法律のプロたちが挙げている重要ポイントは、次の3点です。

(1)車内で疑われた際、うかつに「すみません」と言ってはいけない。
(2)あわてて逃げるのではなく、身元と連絡先を明らかにしたうえでスマートに立ち去る。
(3)立ち去れない場合でも駅事務室には行かず、その場に留まり弁護士を呼ぶ。

(1)は「痴漢をしてすみません、と罪を認めた」と誤解されるからだそうです。たとえばカバンが相手に当たっていたのならば「カバンが当たってしまい、すみません」と誤解を与えない謝り方をするのが大切だといいます。

そして(2)は、逃げる際に誰かにぶつかれば傷害罪となり、別の罪を犯す危険があるからだそうです。線路に降りるのは論外で、鉄道営業法違反や威力業務妨害にあたってしまうのだとか。現在は、昔のように被害者の話だけで逮捕・起訴されるケースは少ないそうなので、落ち着いた対応が大切だといいます。

(3)については「駅事務室に無理やり連れて行かれると逮捕になる」そうです。また、「現場を離れると目撃者がいなくなり、被害者の証言だけが採用されてしまうので、その場に残った方が良い」といいます。

弁護士によるサポートを提供する専門保険

痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険
取扱い会社/ジャパン少額短期保険株式会社
住所/東京都千代田区大手町2-1-1 大手町野村ビル7F
問い合わせ窓口/03-6262-5800(平日9:00~17:00)
保険料:月額590円(年額6400円)
保険期間/1年間
保険内容/疑われた際に「痴漢冤罪ヘルプコール」が利用可能(期間中1回のみ)。事件発生後48時間に発生した弁護士の相談料・接見費用が無料(被疑者段階の弁護活動にかかる着手金は除く)。
※保険サービスの利用可能時間は「平日7:00~10:00、17:00~24:00」です。
※詳細は「男を守る弁護士保険」で検索してください。

「現場に留まって弁護士を呼ぶのがベスト」とはいえ、「すぐに連絡が取れるような弁護士など知らない」という方が大半かと思います。そういう方々の為に、2015年から「痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険」というものが発売されています。電話をすれば近くにいる弁護士が即座に対応してくれる心強いもので、都心のサラリーマンを中心に好評を博しているそうです。今月の申し込み数はなんと「先月の約10倍」にもなっているんだとか!

弁護士のいる、いないに関係なく、その場で話し合いになった際に重要なのは「女性に状況を話させ、それを録音・録画しておくこと」だそうです。録音・録画しておくことで相手の主張の矛盾点(自分が乗っていない区間からすでに触られていた、など)が見つかる場合があるといいます。また、それと合わせて「目撃者を探して証言してもらう」のも大切だそうです。

どうしても駅事務室に行かざるを得ない場合には「自らの意思で移動する」ということを明らかにし、「警察が来たら逆らわずに協力する」のが得策だそうです。

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