ショーアップ

野上慎平アナが「番組独自の取材と切り口」で注目ニュースを伝えます。

放送日 2017/05/10

魚介類の寄生虫“アニサキス”の食中毒が増加! 10年で20倍の理由とは?

激しい苦痛を伴う“アニサキス”の被害を防ぐには?

新橋内視鏡クリニック
東京都港区西新橋1-17-8 須田ビル1F
TEL/03-6257-1957

魚介類の寄生虫「アニサキス」による食中毒が、ここ10年で急増しているそうです。2007年には「6件」だった食中毒の報告件数が、昨年は20倍超の「124件」にまで増えたのだとか。そして日本は「アニサキスによる食中毒の発症報告数が世界一多い」といいます。

アニサキスによる食中毒を今年すでに3件治療したという「新橋内視鏡クリニック」の梅谷薫院長によれば、その苦痛は「大人でも泣き叫びたくなるほど」なんだとか。アニサキスの体長は肉眼で確認できる「2~3cm」で、それが胃の粘膜に炎症を起こし、激しい腹痛や吐き気を催させるのだといいます。もしも胃の中に入り込んでしまったら「内視鏡を使って取り除く」という治療を行うそうです。

アニサキスが寄生するのは、主に「サバ」「イワシ」といった青魚や「イカ」など。「シメサバ」での中毒例もあり、殺菌効果が高いとされている「酢」「塩」「ワサビ」でも死滅はさせられないといいます。

アニサキスによる食中毒を防ぐには「加熱調理をする」のが一番ですが、どうしても刺身で食べたい場合には「目視でアニサキスの有無を確認する」「アニサキスが死滅するよう十分に噛む」ことが重要だそうですが、「それでも100%安全ではない」と梅谷院長は語ります。

ここ10年で発症報告が急増した背景には「物流の発達によって、昔はいったん冷凍されていた物が生のまま食卓に上るようになった」ことがあるそうです。アニサキスは一定時間の冷凍で死滅する為、厚生労働省では「-20℃以下で24時間以上保管する」ことを推奨しているのだとか。実際、EUでは「生食用の魚の冷凍」を義務付けているそうです。

一覧を見る

ランキング
プレゼント・懸賞

ページの先頭へ