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野上慎平アナが「番組独自の取材と切り口」で注目ニュースを伝えます。

放送日 2017/01/12

“漁師さんのはき古し”が高額売買!? 人気の“尾道デニム”とは?

地元と協力して高付加価値アイテムを生む“尾道デニムプロジェクト”

尾道デニムショップ
住所/広島県尾道市久保1-2-23
TEL/0848-37-0398
営業時間/10:00~19:00
定休日/水曜

瀬戸内海を望む広島・尾道市。こちらの漁港で働く方々がはいているのは、なぜか「お揃いのデニム」です。漁師さんがはき古したそれらのデニムは、なんと「メーカーが回収して一般販売に回される」のだとか! これは一体どういうことなんでしょう?

実は尾道市を含む中国・備後地方は「日本有数のデニム生地の産地」なんです。そんな地で4年前にスタートしたのが「尾道デニムプロジェクト」。それは「地元で働く様々な職業の方々に地元産デニムを無料貸与し、1年後に回収して販売ルートに乗せる」というものです。貸与したデニムは「1週間使用するごとにプロの手による洗濯が行われる」といいます。

そんな手間暇をかけて誕生した「尾道デニム」は、新品よりも高い「2万4800円~4万8000円」で売買されています。「一見して恰好が良いか」「味わいや風合いがあるか」「はいた人たちの個性やストーリーが刻まれているか」等を考慮しながら、9ランクに価格設定されていくそうです。決して安い買い物ではありませんが人気は非常に高く、「県外から買いに来る方も後を絶たない」といいます。

これまでに「およそ80職種の約300人」が協力してくださったという「尾道デニムプロジェクト」。中でも「漁師さんのはいた物の人気が高く、高額になりやすい」といいます。それは「太陽光と波しぶきを受けることで全体が独特の風合いとなる」「漁の時にこすれて太もも部分が良い具合に色落ちする」「ずっと長靴の中にあった裾部分だけ色落ちが少ない」等の理由によるものだそうで、「同じものが世界に2つとないオリジナリティ」がマニア心をくすぐるようです。

「地元の方々が協力して“高付加価値アイテム”を生み出す」というこの試みは「新たな地域活性化法」として注目を集めています。尾道デニムは、様々な職業のプロたちが1年間愛用し続けたことによって、仕事への想いや情熱がこもった「語れるデニム」となっているのです。

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