エトセトラ

番組でお伝えした主な情報です。

放送日 2018/01/25

1月の朝10時…まさに今頃が最も危険! 驚きの“空き巣テクニック”を大公開

“1月の朝10時頃”に空き巣犯罪が増える理由とは?

毎年1月の午前中、まさに今頃が「空き巣に最も狙われやすい時間帯」だということをご存知でしたか? 今回は「全国防犯啓蒙推進機構」の折元洋巳(おりもと・ひろみ)理事にお越しいただき、進化する空き巣の手口について伺いました。折元理事は元・大阪府警の刑事で、空き巣犯罪に精通しておられます。

折元理事によれば、空き巣被害が最も増えるのは「1月の午前10時~正午」なのだとか。それは「年始であわただしい時期のうえ、ゴミ出しや回覧板まわしなどで主婦が家を空けることが多い時間帯」だからだそうです。プロの手にかかれば「わずか5分程度で貴重品を盗み出せてしまう」のだとか。他にも「行楽シーズンで留守になりやすい10月」などが要注意だそうです。

折元理事は「実際にあった空き巣の最新手口」も教えてくださいました。ひとつ目は「役所の職員を装う手口」です。「もっともらしい理由をつけて住人を外に連れ出し、長話で引き留めているうちに仲間が家の中を物色する」のだといいます。この被害を防ぐためには「ちょっとの間の外出であっても必ず鍵を閉める」というのが有効だそうです。

ふたつ目は「旅行中を狙う手口」です。「留守だと悟られないよう新聞の配達を止めてもらう」という対策をとる方も多いでしょうが、なんとその上手をいく空き巣がいたのだとか。「新聞販売店の情報を盗み見て、留守宅を調べていた」というのです。これを防ぐには「ご近所に頼んで新聞を抜いてもらう」のが得策。近隣とのコミュニケーションがとれている地域では見慣れない人間に敏感なので、空き巣被害が少ないそうです。

オートロックマンションの高層階も安心ではない?

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「空き巣被害に遭いやすいのは一戸建て」と思い込んでいる方もおられますが、折元理事によれば「オートロックのマンション、しかも高層階であっても油断は禁物」だそうです。元・とび職という経歴を持った空き巣犯は「排水管のパイプ伝いに高層階まで登り、ベランダの窓から侵入した」といいます。高層階の住人は「まさかここまでは来るまい」と過信して、ベランダの施錠をしないことが多いのだとか。

こうした被害を防ぐのに有効なのが、鋭いトゲ状の金属がついた「忍び返し」というアイテムです。排水管や雨どいなどにこれを装着することで「伝って登る」ということができなくなり、安心度が大幅に増すといいます。

マンションの空き巣の手口は他にもあります。屋上からロープを垂らして侵入する、通称「下がりグモ」は、外壁工事を装うことで通報されない場合があるといいます。また、隣のビルから飛び移る「ムササビ男」という空き巣犯もいたのだとか。折元理事が過去に扱った事件では、マンションの壁やベランダを伝って10部屋以上に侵入した犯人がいたといいます。こちらはなんと「元・器械体操選手」だったそうです。

密かに付けられているかもしれない“謎のマーク”

玄関先に密かに「謎のマーク」が書かれていることもあるそうです。たとえば「F」は「フリー」、つまり「単身者」を指しているといいます。防犯アドバイザーの京師美佳(きょうし・みか)さんによれば、「空き巣というのは下見の際に、こうしたマーキングをしていく」のだそうです。

F以外にも、暗号は色々あります。「三角形が2つ。逆向き三角形の上には小さな黒い山」というものは「独身女性」と「宝石」を意味しているそうです。また「波線」は「飼い犬の泣き声に注意」、「細長い丸が5つ」は「お金持ち」を表わしているのだとか。細長い丸は「コイン」の意味だそうです。「丸と四角が合わさったマーク」は間取りを表わしていて、「盗みに適した部屋が複数ある」という意味。盗みに適した部屋とは「外からの死角が多い」とか「侵入経路が多い」といったことだそうです。

空き巣犯がマークを残していきがちな場所は、一戸建てだと「玄関ドアの上下」「電気や水道のメーター」「エアコン室外機」「車庫のシャッター」「郵便受け」「門扉」「表札」などだといいます。「ドア上下」「メーター」「郵便受け」はマンションでも用いられる可能性があるのだとか。

もしも怪しいマークを発見した時には、ただちに消すことが重要。マークが消されない家は「防犯意識が薄い」と思われるそうです。

インターネットを悪用する“IT空き巣とは?”

謎のマークは「下見した証」ですが、最近では実際の下見をせず、インターネットを利用する「IT空き巣」というのも出現しているのだとか。ネット経由で現地の様子がわかる「ストリートビュー」や「グーグルアース」などを使えば、居ながらにして全国各地の様子を鮮明な映像で知ることができるのです。

IT空き巣がチェックするのは「家の周りの状態」だそうです。「乱雑な家は防犯意識が薄い」と見られてしまうので、整頓しておくと良いのだとか。「訪れたときネット画像と異なる状態になっていれば、空き巣犯は警戒する」そうです。

IT空き巣は盗んだ品の換金にもネットを使うそうです。先週逮捕された犯人は「フリーマーケットサイトを使って盗品を売りに出していた」といいます。

遠隔地にいる家族やペットを見守るためのWEBカメラが悪用されるケースもあるそうです。本来は「設定者だけしか見られない」はずの映像をIT空き巣がハッキングして盗み見し、留守宅の状況を探るというのです。これを防ぐためには「パスワードを定期的に変える」「カメラのアップデートをこまめに行う」などが大切だといいます。

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