エトセトラ

番組でお伝えした主な情報です。

放送日 2017/07/28

冷房とドライ どっちがお得?つけっぱなしは? エアコン最前線2017

冷房とドライ、お得はどっち?

最高気温が35度以上の猛暑日が各地でみられますが、そんな暑い夏の強い味方「エアコン」の常識が、一昔前と大きく変わってきています。そこで、「冷房とドライ どっちがお得?つけっぱなしは? エアコン最前線2017」と題して、この夏を安く涼しく過ごすためのエアコン活用術などを紹介。エアコンの省エネ化に詳しい、ものつくり大学の松岡大介准教授にお話を伺いました。

エアコンを使う上で大切なのは気温だけでなく、除湿もポイントです。エアコンには「ドライ機能」がついていますが、この機能、2011年に大きく変わっています。東日本大震災による電力不足から国は電機メーカーにドライ機能の改善を要求。そこで生まれたのが「弱冷房除湿」です。従来のドライ機能は取りこんだ室内の空気を一度温めていたのですが、この温めるという工程を外して手間をなくしたため節電につながりました。

では、実際にエアコンを使う上で冷房とドライはどちらがお得なのでしょうか。気温30度以上の場合で比べてみると、消費電力が一番高いのが「旧ドライ」。次が「冷房」「弱冷房」と続きます。しかし、新ドライ「弱冷房除湿」は、弱冷房より消費電力が少ないということがわかりました。古いエアコンと新しいエアコンでは電気代に違いもできてきます。また、松岡さんは「経年劣化で機能が年々低下するので、早ければ5年前のエアコンでも購入時より電気代がかかる可能性もある」といいます。消費電力の少ない機種などエアコンの進化に対応するのも、賢く使うポイントといえるかもしれません。

こうした新たな機種にも節約の方法はあります。エアコンが電気を一番使うのは、スイッチを入れてから設定温度に到達するまで。温度が安定すると消費電力は少ないままでキープします。では、つけっぱなしのほうがお得な境界線は何時間くらいでしょうか。

30度を超える日中に、14畳の1DKのマンションで実験してみると、35分までの外出ならつけっぱなしのほうがお得という結果になりました。これは機密性が高く冷やすのに時間がかからないから。一方、木造の一軒家で12畳のリビングではどうか。こちらは部屋と部屋の断熱性が低く、冷やすのに電力を多く使用するため、なんと5時間27分までの外出なら、つけっぱなしのほうがお得という結果に。ぜひご参考にしてみてください。

エアコンの節約グッズ

●「エココプター1号D」
販売元:株式会社 潮
エアコンのはきだし口に取り付けて風を部屋全体に循環させる
アマゾンや楽天などのネットショップで5,000円前後で販売中

節約のポイントはほかにもあり、ひとつが室外機です。ベランダなどに置くことが多いと思いますが、その際は直射日光が当てるのはNG。温度が高くなると室外機がパワーダウンして熱を排出するときに多くの電気を使ってしまうからです。室外機自体を日陰の中に入れるようにし、さらには回りにも物を置かないようにするとよいでしょう。

さらにエアコン専用の節約グッズも出ています。そのポイントは、空調効率を向上させること。エアコンの吹き出し口にプロペラをつけて、風を部屋全体に循環させるという商品もあります。空調効率を上げることで、設定温度を上げても快適に過ごせるといいます。

フィルターをきれいにして快適に

●「ウイルス対策フィルター エアコン・空気清浄機用」
販売元:東洋アルミエコープロダクツ株式会社
オンラインショップでの販売価格1058円(税込)

うまく使えば快適なエアコンですが、避けては通れない大敵もいます。「カビ」です。千葉大学真菌医学研究センターの矢口先生いわく、「湿気の高いエアコンからは10分で最大1000個のカビの胞子が放出される」そうです。

そんなエアコンカビを退治するのは、2週間に1度のフィルター掃除が大事だといいます。フィルターの裏側からシャワーをあてて汚れを落とし、さらには中性洗剤などをつけた歯ブラシでこするなどを行います。しかし、こうした掃除が面倒だという方は、貼るだけの方法も。これはエアコンの空気を吸い込む場所に目の細かなフィルターをして、エアコン内部にチリや埃を入れないというものです。

100円ショップでも同様のものを売っていて、こちらはエアコンのフィルターを清潔に保つのに一役買ってくれるということです。

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