月曜日

石原良純が人生を豊かにする趣味・生きがいを提案

放送日 2018/02/05

秘蔵映像で再発見! 昭和レトロ散歩・浅草編

東京屈指の観光名所に残る、昭和レトロな世界

今回の舞台は、東京屈指の観光名所である台東区浅草。江戸時代は、浅草寺へとお参りする庶民で賑わい、明治から昭和にかけては、演芸場や映画館が立ち並ぶ「娯楽の殿堂」として人気を集めていました。

そんな浅草には、今でも”昭和の香り”が漂うスポットがたくさん残されています。石原良純さんは、”昭和散歩の達人”こと庶民文化研究家の町田忍さん案内の元、懐かしき風景を訪ね歩きました。

昭和30年、松屋の屋上で銃撃戦?

浅草エキミセ
東京都台東区花川戸1-4-1
TEL/03-6802-8633
営業時間/ショップ・・・10:00~22:00、レストラン・・・11:00~20:00
※一部店舗を除く(浅草ハレテラス 10:00~20:00)
定休日/年中無休

映画「東京暗黒街・竹の家」(昭和30年の浅草の様子が記録された映画)
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンよりDVD発売中(1419円+税)

最初に向かったのはデパートの「松屋」。新たな商業施設に生まれ変わった現在ですが、昭和6年に建てられた当時は、「東武鉄道の駅」と「デパート」が一体化した最先端の駅ビルだったといいます。その上に作られたのが、日本初といわれる「屋上遊園地」。昭和の子どもたち憧れの場所でした。

8年前に閉園されたため、もうその様子に触れることはできませんが、町田さんから「ここで、昭和30年に銃撃戦があった」と驚きの発言が。実は、アメリカ人ギャング団の暗躍を描いたハリウッド映画「東京暗黒街・竹の家」が撮影されていたのです。

まさに当時の東京で一番といわれるほどのハイカラさを誇った屋上遊園地。その映像には、カラーで屋上から見える当時の隅田川や浅草寺の様子もバッチリ映っています。

浅草寺の境内に全長100mの謎のタワーが

続いては、外国人に大人気の浅草仲見世商店街へ。ここで町田さんがタブレットを取り出し、昭和45年の浅草寺を空から撮った映像を見せてくれました。映っていたのは、高さ100m超のタワーです。ドーナツ型のエレベーターが回転上昇するというちょっと不思議なタワーですが、実は、昭和42年に建てられた展望塔「スペースタワー」なるもの。新宿や渋谷に人々の関心が移った昭和40年代、浅草に観光客を呼び戻す”新名所”として建てられたのです。

しかし、わずか6年で取り壊され、現在ははとバスの駐車場になっています。短命に終わってしまったのは、空襲で焼けた浅草寺の五重塔の再建が関わっていました。スペースタワーがあると再建後、景観を損ねるとの理由からだったといいます。それを聞いた良純さん、「残してあげればよかったのに」と少し残念そうでした。

娯楽の殿堂”浅草六区”

東洋館(漫談)
住所/東京都台東区浅草1-43-12
TEL/03-3841-6631

浅草演芸ホール(落語)
住所/東京都台東区浅草1-43-12
TEL/03-3841-6545

さらに二人は昭和の娯楽の中心地「浅草六区」へと足を進めます。昭和の中ごろには、36もの映画館や劇場が並び、映画の街として知られました。しかし残念なことに、その映画館は現在ゼロ。

一方で、劇場は残っています。昭和26年に開業したストリップ劇場「フランス座」を原点とする「東洋館」と、「浅草演芸ホール」です。現在、東洋館では漫才やコントが、演芸ホールでは落語がかかり、一年を通してお笑いを楽しむことができます。

その歴史をつぶさに見てきたのが、両館の会長を務める松倉久幸さん(82)です。劇場で育ち世に出て行った芸人さんも多く、中には渥美清さん、東八郎さん、萩本欽一さんなどの大御所の名も。ビートたけしさんもその一人。しかし、松倉さんにかかれば、「一番新しい」と”世界の北野”も一蹴です。

そんなビートたけしさん、下積み時代は東洋館のエレベーターボーイとして働いていたそう。当時の手動から自動のエレベーターに変わっていますが、その名残は今も感じることができます。

超ディープな浅草地下街

居酒屋 たんぼ
住所/東京都台東区浅草1-1-12 浅草地下街
TEL/03-3842-8883
営業時間/10:30~22:30
定休日/無休
番組で紹介したメニュー 「肉どうふ」500円(税込み)

最後は、昭和30年開業の、”日本最古”といわれる地下街、その名も「浅草地下街」です。一歩足を踏み入れれば、そこはまるで迷路。昭和の香りも想像以上のディープさで、一気にタイムスリップさせてくれます。石原さんも「昭和30年代の世界」と興奮気味でした。

散髪屋から多国籍料理までさまざまな店が20ほども並ぶなか、町田さんがおすすめするのは、居酒屋「だるま」です。名物は「肉豆腐」。一番人気の女将手作りのメニューで、寒い季節にもピッタリ。卵をかけていただくのが、”たんぼ流”です。

こちらは東洋館や演芸ホールに出演する芸人さんたちの”行きつけ”でもあるので、運が良ければ会えるかもしれませんよ。

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