月曜日

石原良純が人生を豊かにする趣味・生きがいを提案

放送日 2017/05/15

茨城・つくば市で“手作りジャム店”を開いた移住者夫妻

東京から茨城・つくば市に移住した大類裕幸・由美子夫妻

VTRに登場した「小田城跡(おだじょう・あと)」
住所/茨城県つくば市小田2377
TEL/029-867-4070
開所時間/9:00~16:30
休所日/毎週月曜、祝日の翌日、年末年始(12月28日~1月4日)
入館料:無料

石原良純さんが今回訪れたのは、筑波山のお膝元にある茨城・つくば市。市内には、鎌倉時代から戦国時代にかけて活躍した武将・小田氏の居城だった「小田城跡」も残されています。今回は、そんなつくば市に東京・板橋区から移住して手作りジャム店をオープンさせたミライビト、大類裕幸(おおるい・ひろゆき)さん(67)・由美子(ゆみこ)さん(65)夫妻に“地方移住”についてのお話を伺いました。

発端は10年前、一級建築士である裕幸さんがつくば市の会社に転職したことだったそうです。当初は片道1時間かけて車通勤をしていたそうですが、やはり負担が大きいということで単身赴任へと切り替えました。しかし1年後、1人で暮らす裕幸さんが心筋梗塞(しんきんこうそく)を起こして入院してしまったのです。由美子さんは茨城の病院に2週間通い続けたそうですが、看病の日々を送る中で“ある想い”が芽生え始めたといいます。それは「やはり夫を1人では置いておけない」という“自分も茨城へ移住する決意”でした。

大類由美子さんの人生を変えた“ジャム教室”との出会い

大類由美子さんの手作りジャムとスコーンのお店「ジャムファクトリー」
住所/茨城県つくば市小田3282-2
TEL/029-896-8884
営業時間/11:00~16:00
定休日/月・火・金

裕幸さんの健康を支えるべく、茨城への移住に踏み切った由美子さん。しかし地域に知り合いはおらず、熱中できる趣味もなかったので、職場復帰した夫を送り出した後の時間を持て余してしまったといいます。そんな時たまたま目にしたのが、つくば市が主催する「ジャム教室」の告知。以前から趣味でジャム作りをしていた由美子さんは軽い気持ちでそこに参加しました。

ジャム教室で知り合った地元の方々と意気投合したことで、由美子さんの人生は大きな変化を迎えたといいます。教室が終了する際、「これだけで終わってしまうのは寂しいね」という話が仲間内から出てきて、今度は由美子さんたちの主催でジャム教室を開くことになったのです。

次なる転機は、手作りジャムを地元の方にプレゼントしたことで訪れました。贈られた方の父がそのジャムを食べて「美味いな、これ。また買ってこい」とおっしゃったそうなのです。それを聞いて自信を得た由美子さんは5年前、手作りジャムとスコーンの店「ジャムファクトリー」をオープンさせました。その運営には地元の方々が協力してくださっており、ジャムに使えそうな果実の情報を持ってきてくれたり、自家製の果物を差し入れてくれたりするのだそうです。

加工後も素材の質感が残る大類由美子さんの手作りジャム

石原さんは、ジャムファクトリーにお邪魔させていただきました。由美子さんの手作りジャムの特徴は「素材の質感が残っているところ」で、たとえばイチゴジャムならば、原料のイチゴの形がしっかり確認できます。1ビンにつき、なんと1パック分(約30個)も贅沢に使われているそうです。作り方の秘訣は「強火で短時間煮込むこと」で、これによって「果実本来の美味しさと色あいを最大限に引き出せる」のだといいます。石原さんもイチゴのフレッシュな味わいが、すっかりお気に召した様子でした。

石原さんは今回、由美子さんのジャム作りの現場に立ち会わせていただきました。用いる素材は、ヨーロッパでケーキやタルトなどに使われているという野菜「ルバーブ」。茎をみじん切りにして砂糖を加え、5分間さっと煮詰めます。その味は、石原さんいわく「今まで食べたことのない大人の味」だそうです。

大類由美子さんのジャム店オープンを成功させた3つのポイント

由美子さんがジャムファクトリーをオープンさせるに至ったポイントは、以下の3つでした。それは同時に、「大類夫妻の移住成功のポイント」でもあります。

(1)趣味を活かして友達を作る。
趣味が同じ相手ならば、打ち解けるまでの時間が短い。

(2)手作りジャムの教室を作る。
地元との交流が「友達レベル」から「地域レベル」に拡大。

(3)「買いたい!」と思わせるジャムを作る。
果実が丸ごと入ったジャムは「果汁感・香り・色」が段違い。

由美子さんのこだわりは非常に強く、たとえばブルーベリーならば「500品種の中からジャムに最適なものを組み合わせて使っている」そうです。

大類夫妻の自宅は、ジャムファクトリーの隣にあります。「築50年・広さ45坪」の日本家屋を「土地・建物込み750万円」で購入したといいます。実はまだリフォームも完全には終わっていないそうですが、あまり完成を急がず、住みながら少しずつ進めているそうです。

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