火曜日

羽鳥慎一がニュースな現場へ!みんなの疑問を解決

放送日 2018/01/09

祝!国民栄誉賞 史上最強の棋士・羽生善治(47)

将棋界初の“永世七冠“を達成

東京・将棋会館
住所/東京都渋谷区千駄ヶ谷2-39-9
TEL/03-3408-6161(代表)
・1階 販売部
営業日:毎日 10:00~17:00(年末年始休業の他、不定期に休みあり)
TEL/03-3408-6596
・2階 道場
利用時間/10:00~21:00
TEL/03-3408-6167

将棋界で史上初の「永世七冠」の金字塔を打ち立て、国民栄誉賞の受賞も決まった羽生善治さん。今回の聞きトリでは、羽鳥慎一キャスターが東京・千駄ヶ谷の将棋会館に羽生さんを訪ね、「今の想い」と「知られざる素顔」に迫りました。

羽生さんも週に3,4回は通うという将棋会館を案内していただきました。館内にはグッズ売り場や誰もが対局できる将棋道場のほか、プロ棋士たちによる対戦の場となる対局室があります。この日も公式戦が行われていましたが、その控室には取材する新聞記者や雑誌のライターたちに混ざり、プロ棋士の姿も。対戦の模様を見ながら戦術の分析をしているそうですが、羽生さんによれば、結果がわかってから見るのとでは「臨場感がまったく違う」そうです。

将棋会館で免状に署名する羽生さん

羽生さんが、去年12月に行われた「竜王戦」で優勝し、与えられた称号は「永世竜王」。将棋界には「竜王」「名人」など7つのタイトルがありますが、それぞれのタイトルにある連続5期、通算10期獲得などの条件を満たさないと、「永世」の称号はもらえません。

羽生さんはプロデビューから32年かけて将棋界初の「永世七冠」を達成しました。

将棋会館の中では、免状に署名するという仕事もしています。署名できるのは日本将棋連盟の会長と「名人」「竜王」の3人だけ。1,2時間書き続けることもあり、羽生さんも「棋士になってこんなに書くことが多いとは夢に思わなかった」。ちなみに、書道は「ずっと苦手」なのだとか。

その将棋会館には電車で通っており、Suicaも「普通に持ってますよ」。羽生さんとは同学年であることが唯一の共通点だと言っていた羽鳥キャスターも、ぐっと親近感を抱いた瞬間でした。

47歳で迎えた変化

羽生さんが将棋を始めたのは小学一年の時。15歳で史上3人目の中学生プロ棋士になり、19歳で初のタイトル「竜王」を獲得します。常にトップを歩み続けてきましたが、47歳の今、ある変化を感じていました。

「結果を出すのが、厳しい時期に入ってきてるな」

去年は最年少プロ棋士・藤井聡太四段はじめ、20代の若手棋士にも敗れ、3つのタイトルのうち、2つを失いました。「過去にどんな実績があろうと、今ある流れに乗り遅れると取り残されてしまう」と、今、羽生さんは危機感を持って対局に臨んでいます。

対局は長い時には10時間にもなり、技術だけでなく、強い精神力も必要になります。それは「マラソンを走るのと、ちょっと似ている」ところがあり、集中するときと、休むときのメリハリをつけるのが闘い抜くための秘訣だとか。そんななかで極限の集中状態に入ると起こるのが「手の震え」です。手が震えるのは、「勝負がついて、我に返った時」で、「やっと感情が動き出すようなところ」と語る羽生さん。永世七冠を決めた最後の一手も、震えながらの王手でした。

体調面への気配りなどで羽生さんを支えてきた妻・理恵さん。作る料理は「なんでも(おいしい)」と普段あまり見せない私生活にも言及し、時にはモーニングショーを見てくださることもを羽鳥キャスターを前に明かしてもくれました。

今だ道半ば

将棋界の今後について、「50年後も100年後もきちんとした形で存続していくことが何よりも大事」だと語る羽生さんに、最後に「人生で成功するために必要なこと」を尋ねました。しばし長考した後、口にしたのは「わかりません」。

数々の偉業を達成しながらも、今だ道半ば。羽生さんは、さらなる高みを目指しています。

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