火曜日

羽鳥慎一がニュースな現場へ!みんなの疑問を解決

放送日 2017/08/01

最先端!心臓カテーテル“神の手ドクター”のスゴ技

高度な最先端医療“ロータブレーター”

千葉西総合病院
住所/千葉県松戸市金ケ作107-1
お問合せ/047-384-8111(代表番号)
※循環器コーディネーターあてにお問合せください
※受付は火曜日~金曜日 10:00~12:00

今回、羽鳥慎一キャスターが訪ねたのは千葉西総合病院院長の三角和雄さん(59)です。心臓カテーテル治療の名医で多い時には一日70人を治療。中でも「ロータブレーター」を使った治療では日本トップの症例数を誇ります。

心筋梗塞の主な原因は心臓の血管がコレステロールで詰まること。治療はカテーテルという細い管に通したバルーンを使い、血管を中から広げて行います。しかし、コレステロールが石のように固くなり、血管を広げられないことがあります。そのときに必要になるのが「ロータブレーター」で、米粒ほどの大きさのドリルでコレステロールを削ります。

6人同時に治療できるカテーテルスタジオ

病院内にあるのが、「カテーテルスタジオ」です。6つの手術室が設けられ、最大6人の患者さんの治療を同時に行うことができるそうです。それぞれの部屋の様子はモニターに映し出され、それを見ながら三角さんが無線で指示。ロータブレーターが必要になったときなど難しいときは自ら治療室に入ります。

ロータブレーターは1分間に23万回転しているといいます。使う時は、「マイルドにチョンチョンと肩を叩くくらい」。ドリルを強く当てると、血管が破れてしまうからです。

繊細な手の感覚が必要とされるロータブレーター。三角さんは卵の殻を削る妙技でその凄さを見せてくれました。それは、薄皮は残して外側だけを削るというもの。その手腕あってのロータブレーターなのです。

カテーテルスタジオで治療する三角さん

この日、カテーテルスタジオでは4部屋同時に治療が行われていました。呼び出しを知らせるチャイムが鳴ると、三角さんはすぐさま手術室へ。患者さんに負担がかからないよう削る時間は一回につき、およそ10秒。終わると別の部屋に移動し、また治療に入ります。そして休む間もなく次の部屋へ・・・。出番が重なると、三角さんは大忙しです。

治療を受けた男性は、「痛くもかゆくもなかった」といいます。カテーテル治療の最大のメリットは回復の早さです。男性は、翌日退院していきました。

アメリカ留学でロータブレーターに出会う

小学生のときから医者を目指していた三角さんは、医大生のとき、留学先のアメリカで、まだ一般的ではなかったカテーテル治療を知ります。基礎から勉強しますが、当時、血管の中に硬いコレステロールがある場合、バイパス手術をするしかありませんでした。そんななか、1992年にアメリカで開発されたのが「ロータブレーター」です。

ドリルで粉砕するという治療法を「何かの間違いじゃないかと思った」という三角さん。しかし、この衝撃が運命を変えます。アメリカの病院で助手につき技術を学び、10年間でおよそ3000件の治療を経験。あらゆるケースの対処法を頭に叩き込みました。そして40歳のとき、技術を日本で活かすため帰国。あわせて、どうしても実現したかったのが、患者さんを同時に治療できるカテーテルスタジオでした。「心筋梗塞というのは、一分一秒を争うんです。部屋の数が少ないと治療が遅れますよね」。

コツコツやるのが一番

各部屋から届く声を瞬時に聞き分け、スタッフからは「聖徳太子のようだ」といわれる三角さん。最後に恒例の質問をしました。「人生で成功するために必要なものは?」

三角さんはいいます。「普通にコツコツをやっているのが一番いいんです」。「やらなきゃいけないことを必ずやって、やっちゃいけないことはやらない。でもこれ、意外と難しいんですよね」といい、「誰が見ても当たり前のことを普通にやってれば、おのずと結果はよくなる」と話してくださいました。

忙しい合間をぬって週に一度は講演会を行うなど、一人でも多くの命を救いたいと三角さんは日々奮闘しています。

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