火曜日

羽鳥慎一がニュースな現場へ!みんなの疑問を解決

放送日 2017/02/14

熱海の自宅で聞いた!橋田壽賀子91歳の終活

スマホでの写真撮影にハマる日々

『渡る世間は鬼ばかり』『おんな太閤記』など数々のヒット作を手掛けてきた脚本家の橋田壽賀子さん。1983年に放送された『おしん』は、日本のテレビドラマ史上最も高い視聴率を記録し、国民的ドラマとも称されました。そんな橋田さんが91歳となった今、残りの人生をよりよく過ごしたいと「終活」を始めています。羽鳥慎一キャスターが、熱海市の自宅を訪ね、その生活を教えていただきました。

およそ50年間暮らしているという自宅で、ともに時間を過ごすのは飼い猫のチェリーです。台本を書いてきた机などを見せていただいていると、充電中のスマホを見つけた羽鳥キャスター。実は、「この間買ったばかり、12月。ふふふふ」。橋田さんが今、ハマッているのがこのスマホでの写真撮影。自宅から見える朝日やチェリーの姿などを日々撮影しています。

週3でジムに通い、自宅ではバランスボールも

日課は、「月水金のトレーニング」。週3日、市内のジムに通い、なんと横綱・鶴竜と同じトレーナーに見てもらっているのだとか。自宅ではバランスボールも愛用中で、「これ結構運動になるんですって」。

水泳も行っています。泳げるようになったのは50歳のときだそうですが、泳ぐときは「だいたい800から1000m」。旅先にプールがあれば健康のためにも泳ぎます。

パワフルな生活を支えているのは食事にもあるようです。お手伝いの方によれば、「お肉が好き」とのこと。また、目も耳もよく「90歳以上の人には思えない」とか。

橋田さんは41歳のとき、4歳年下のテレビプロデューサー岩崎嘉一さんと結婚しますが、子宝には恵まれず、しかもガンで先立たれてしまいます。現在、食事や洗濯などは6人のお手伝いの方が交代でサポートしています。

仕事がひと段落し、今、考える“終活”

20年以上続いたドラマ『渡る世間は鬼ばかり』のレギュラー放送が終わり、今、仕事がひと段落したそうです。テレビ業界を支え続け、2015年の「文化功労者」に脚本家として初めて選ばれましたが、橋田さんはこういいます。

「90歳になったら字を書くのも嫌になりましたよ」

そしてここ数年考えるようになったのが、人生の終え方です。死に対しては「眠りの続きだと思っている」そうで、怖さはないといいます。しかし、残った人に迷惑をかけたくないとの思いから、「終活」を始めました。「整理しただけの話」という橋田さん。身の回りのいらないものを捨てることで、気持ちの整理がつくそうです。

捨てられない台本や生原稿

一方で、どうしても捨てられないものが離れのゲストハウスにありました。カラーテレビの本放送が始まった1960年頃から書いてきた台本や直筆の生原稿です。

その台本を前に語ってくださったのは、ホームドラマを書くようになったきっかけ。「私、家族がぜんぜんいなかったんですよ、一人ぼっちで」。しかし結婚によって「初めて家族ができ」、それをきっかけに、「たちまちホームドラマが書けました」。

二流で良い

そんな橋田さんが今一番楽しい時間というのが、気心の知れた仲間と世界中を巡る「船旅」です。家にいるとだらしなくなりがちですが、「皆の前に出るからオシャレしなきゃならないし、割に神経を使う。それが老化防止になっているんじゃないかな」。長いときには一か月以上になる旅行では、船の上で着る洋服選びも楽しみの一つです。

いくつになってもお元気な橋田さん。最後に羽鳥キャスターが、「人生で成功するために必要なこと」を尋ねました。橋田さんから返ってきたのは、「私の場合、二流で良いと思ったこと。90まで仕事ができたのは、結構いい加減だったからだと思いますね」。さらに言葉は続きます。「有名になろうとか、賞をもらおうとか思いません。(考えていたら)私はとっくに潰れていました」。

第一線で長く仕事を続けてこられた秘訣なのかもしれません。

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