火曜日

羽鳥慎一がニュースな現場へ!みんなの疑問を解決

2018.05.01放送

超便利!料理を楽しくするキッチン用品開発のヒットメーカー

ヒット続々!便利な料理器具

ののじ株式会社
住所/神奈川県横浜市西区北幸2-8-19 横浜西口Kビル
TEL/050-5509-8340
◆紹介した調理器具
「キャベツピーラーライト」972円(税込み)
「ワッフルピーラー」
1080円(税込み)
※商品は「ののじHP」「東急ハンズ各店」などでお買い求めいただけます。
東急ハンズが販売する調理器具の「野菜調理部門」最新集計で売上ナンバーワンとなったメーカーがあります。「ののじ」です。人気アイテムのひとつで、キャベツの千切りが簡単にできるピーラーは累計販売数が150万本を記録。開発したのは高部篤(たかぶ・あつし)さん(67)です。これまでに130種類以上を制作し、年間約6億円を売り上げるヒットメーカーの高部さんに、羽鳥慎一キャスターが開発の舞台裏を伺いました。

高部さんはピーラーだけでも何タイプも開発してきました。「皮をむく以外にもなにかできないか」という思いから誕生したのは、刃を波型にして野菜を美しく切るピーラー。これを使えば、野菜サラダも手早く作ることができます。

ベジヌードルが簡単に作れるピーラー

「ヌードルピーラー」1296円(税込み)
健康志向の高まりを考えて開発したピーラーもあります。野菜が麺状になる「ヌードルピーラー」で、低糖質の“ベジヌードル”も簡単に作れると注目を集めています。

そのピーラーを手に高部さんはいいます。「野菜が嫌いなお子さんも見た目が変われば食べられるかもしれない」。キッチン用品を通じて新たな野菜の食べ方も提案していきたいとの考えがそこにはありました。

主婦の強い味方「玉ねぎカッター」

「ののじ オニオンチョッパー」972円(税込み)
「グレフル種取物語・竹姫」1728円(税込み)
玉ねぎを切るカッターは主婦の悩みを解消したいと開発しました。包丁よりも薄いギザギザの刃になっているため食材への抵抗が少なく、玉ねぎを切っても刺激成分が飛び散らず、涙が出にくい作りです。

ときには自分の経験も活かします。例えば「グレープフルーツ搾り器」は、生グレープフルーツサワー好きだったことから生まれた製品。その良さを体感したのが羽鳥キャスターで、「種がないから安心して飲めます」。果汁だけを絞ることができるので、お酒が一層おいしくなりそうです。

なにがいいのかを理解してもらうことが大切

「ポテッとみそサ~」1296円(税込み)
「カットスプーン右・大」1296円(税込み)
「ののじ 爽快ソフト耳かき」2160円(税込み)
手先が器用だった高部さんは工業高校を卒業後、デザイン学校でインテリアデザインを学び、30歳で会社を設立します。最初に開発したのは、キッチン用品ではなく、「耳かき」でした。「もっと気持ちのいいものができないだろうか」。ワイヤを3連にして弾力を持たせたところ、400万本の大ヒット。この成功体験がものづくりへとのめり込むきっかけとなります。

そして耳かき生産の依頼先がたまたまカトラリーを作っている会社だったことから、「じゃあ私も作ってみよう」。手掛けたのがスプーンで、それは左右が非対称というものでした。カツカレーが好きな高部さんは大き目のカツをカットできるようにと、独特の形に変えたのです。

料理はほとんどしないそうですが、それが開発のヒントにもなるそうです。「たまにやると不便さを感じる」。根底にあるのは、便利さを求める気持ちです。また、独自のスタイルも持ち、「まず特許を取ってものを作る」。書くことで思いつくこともあるのだといいます。

そんな高部さんが一番大切にしているのは、商品をお客さんに知ってもらうことだといいます。なにがいいのかを理解してもらうため、使った状態でどうなるのかをしっかりパッケージにも表現したり、ピーラーでカットされた野菜だけで「モナリザ」を作成するなど、商品アピールに力を入れています。

考えることを考える

最後に「人生で成功するために必要なこと」を尋ねると、「考えることを考える」という言葉が返ってきました。

今あるものをあえて作る必要はない。本当に必要なものはなにかを考え、それを作るのだという高部さんです。