ストーリー

6月17日(日)放送

#19「命令違反の代償」

 出勤中の咲也(横山涼)は、男にからまれ困っている女性を助ける。その頃、街中で突然車が切断される超常現象が続発していた。対策を練るパトレンジャーのオフィスでは、パトレンジャーがルパンレンジャーに出し抜かれたことに対し、国際特別警察の上司・梁上審議官(相島一之)の怒りが爆発。面子ばかりを気にする梁上審議官に反抗的な態度を見せた咲也は、目をつけられてしまう。梁上審議官の機嫌を取りなすため、パトレンジャーはビストロ「ジュレ」へ。そこで咲也は梁上審議官の頭にスープをぶちまけ、さらに止めに入った圭一郎(結木滉星)やつかさ(奥山かずさ)を殴ってしまう。実は、女性にからんでいた男はギャングラー怪人スダル・ウルキューで、咲也を逆恨みし、体を操っていたのだ。咲也は自分の意思ではないことを訴えるが、梁上審議官にクビを言い渡され、二週間の自宅謹慎処分に。謹慎中に勝手な行動をとれば、本当にクビになってしまう。

 咲也の妙な行動がギャングラーの仕業だとにらんだ魁利(伊藤あさひ)たちは、咲也の家へ。咲也の話から、姿の見えないギャングラーの存在に気付く。一方、咲也もギャングラーの秘密に気付き圭一郎たちに知らせようとするが、電話を受けた梁上審議官は取り合ってくれない。なんとかして知らせたい咲也は、クビを覚悟し命令に背いて圭一郎たちの元へ。スダルの秘密を暴き、自分のおかしな行動はスダルに操られていたことを証明する。巨大化したスダルには、パトカイザーストロングバイカーで応戦し撃破。このパトレンジャーの活躍により梁上審議官は上機嫌。咲也にクビを言い渡したことなどなかったこととなり、逆に激励されたのだった。