ニュース

2017年1月23日
9人の究極の救世主誕生!『宇宙戦隊キュウレンジャー』会見レポート

1月21日(土)・22日(日)日本武道館で開催された『仮面ライダー生誕45周年 × スーパー戦隊シリーズ40作品記念 45×40 感謝祭 Anniversary LIVE & SHOW』、22日(日)のスーパー戦隊DAYのステージで、キュウレンジャーが初お披露目。キャスト&キャラクターが勢ぞろいしてのトークや、主題歌のライブで会場を沸かせました。また、同日行われた制作発表記者会見には、キュウレンジャー役の岐洲 匠、岸 洋佑、山崎大輝、大久保桜子、榊原徹士、キュウレンジャーの司令官ショウ・ロンポーの声を担当する神谷浩史が登壇。シシレッドを演じる岐洲 匠さんは、「今までの戦隊とは全く違う、9人+ショウ・ロンポーでのスタート。想像を超えた展開が待っているので、ぜひ楽しみにしてください。よっしゃラッキー!」とキメ台詞を交えながら見どころをアピールしました。

シシレッド/ラッキー役 岐洲 匠(きず・たくみ)
宇宙一の強運を持つ“スーパースター”、シシレッド/ラッキーを演じる岐洲 匠さんは、「子供の頃から憧れていたヒーローに自分がなれてとてもビックリしています」と、まずは喜びを。『爆竜戦隊アバレンジャー』や『侍戦隊シンケンジャー』が特に好きだという岐洲さんが、この日の『感謝祭』で憧れのヒーローと共演し、「オープニング曲が流れた時に、すごいテンション上がって眠気が覚めましたね」と興奮気味に語ると、メンバーから「眠かったんかい!」と総ツッコミが。天然な一面が垣間見えました。 また、クランクイン直後に島に1週間宿泊して撮影を行い、深夜までいろいろな話をしたり、2時間くらいみんなで卓球をしたりする中で、お互いのことを知ることができたそう。山崎大輝さんが、「とりあえず、岐洲くんはローテンションでハイテンションなことを言うってことがわかってきた(笑) 心の中ではずっと雄たけびをあげてる感じ。そしてラッキーを演じてる時は、本当に雄たけびをあげてる」と分析すると、岐洲さんは「ラッキーをやってる時は激アツですね!」とハイテンションで答えました。 今回のキュウレンジャーは変身スーツも個性的。岐洲さんは「マスクの黒い部分に宇宙のようにラメが入ってキラキラなところが気に入っています」とのこと。
サソリオレンジ/スティンガー役 岸 洋佑(きし・ようすけ)
クールで謎めいた“ポイズンスター”、サソリオレンジ/スティンガーを演じる岸 洋佑さんは、「初期メンバーとしては38年ぶりのオレンジ。その名に恥じぬよう、オレンジといえば岸、オレンジといえばサソリオレンジ/スティンガーだと言われるよう、1年間全力で頑張っていきたいと思います」と、オレンジの戦士にかける思いを。今回がテレビドラマ初挑戦とのことで、「16歳の頃から音楽をやってきて、初めてのテレビドラマなので、最初は正直不安もありましたが、精一杯頑張りたいと思います」と意気込みを語りました。スーパー戦隊については、『忍者戦隊カクレンジャー』で遠藤憲一さん演じる敵“ガシャドクロ”が、「当時、猛烈に怖かった」と思い出を。サソリオレンジの変身スーツは、「変身前も変身後もサソリのしっぽがついているので、そこに注目してください」とのこと。
ヘビツカイシルバー/ナーガ・レイ役 山崎大輝(やまざき・たいき)
争いを避けるため一切の感情を捨てた“サイレントスター”、ヘビツカイシルバー/ナーガ・レイを演じる山崎大輝さんは、「シルバー役に決まった時は途中から登場する追加戦士だと思っていましたが、ちゃっかり最初から登場しているので僕も驚きました(笑)」と、まずは笑いで場を和ませ、「スーパー戦隊にふさわしい、素晴らしい人間にならないと、と、身が引き締まる気持ちです」とヒーローとしての心構えを。子供の頃は、『忍風戦隊ハリケンジャー』が好きで、「ハリケンジャーの人形に刀を持たせて戦わせていた」という山崎さんは、「41作目を迎えるこのタイミングで、また新しいことにチャレンジするスーパー戦隊の魅力に改めて気付かされました」とシリーズへの思いを語ってくれました。ヘビツカイシルバーの変身スーツについては、「ところどころにウロコがあって、全身銀と黒できらびやかで、全て気に入っています」とのこと。
カメレオングリーン/ハミィ役 大久保桜子(おおくぼ・さくらこ)
忍術をマスターした“シノビスター”、カメレオングリーン/ハミィを演じる大久保桜子さんは、「唯一の人間型女性戦士なので、女の子らしさを出しつつ“カッコかわいい”ヒロインを演じたいです」と笑顔でコメント。メンバー最年少とのことで「みなさん、妹のようにかわいがってくれるしリードしてくれるので、気を使わず、緊張せず接することができ、楽しくやらせていただいています」とお兄さま方を立てながらも、「でも、たぶん私が一番精神年齢が高いと思います」と笑わせ、キュートな一面を見せてくれました。今回は、女性戦士には珍しいグリーンの戦士ということで、「“あー、これ私”っていう感じで、自然とグリーンの小物とかを手にとっちゃうようになりました」という大久保さん。カメレオングリーンの変身スーツについては、「カメレオンなのでマスクに渦を巻いているところと、頭にお目目がついているのが、すごくかわいいなと思います」とのこと。
カジキイエロー/スパーダ役 榊原徹士(さかきばら・てつじ)
宇宙一のコックを目指す“フードマイスター”、カジキイエロー/スパーダを演じる榊原徹士さんは、「今回の名乗りは星をモチーフにして、それぞれに“○○スター”という呼び名がついているのですが、僕だけ“フードマイスター”と、少しダジャレがきいています。そういう異色感を出しつつ、芯があっておいしい“アルデンテ”な役にしていきたいです」と、何でも料理に例えて話すスパーダになりきったコメントを。また、子供の頃は『忍者戦隊カクレンジャー』が好きで、「男3兄弟、新聞紙をカッチカチにしてそれぞれのカラーのビニールテープを巻いて刀にして戦っていた」と思い出を語ると、岸さん、山崎さんも「そうそう!」と大きくうなずき、新聞紙を使ったヒーローごっこの話で盛り上がりました。カジキイエローのスーツは、「マスクがみんなは平面ですが、僕のは突き出しています。これでどう戦うのか? 戦い方にも個性が出ているので、そこに注目してください」とのこと。
ショウ・ロンポー 声:神谷浩史(かみや・ひろし)
龍の姿をしたキュウレンジャーの司令官ショウ・ロンポーの声を担当する神谷浩史さんは、まずは「ショウ・ロンポーの貫録ある見た目に、僕みたいないい加減な声でいいのか?と思うでしょ?」と軽妙なトークで笑わせながら、「これまでの司令官の歴史をたどってみると、稲田徹さん(『特捜戦隊デカレンジャー』ドギー・クルーガー役)をはじめ、みんな説得力ある声なんですよ。そんな中で、なぜ僕をキャスティングいただいたのかうかがってみたら、“実はいい加減な人なんです”と言われて(笑)  まだアフレコ前で、いろいろ考えている中から監督と相談しながらベストなものを選んでいこうと思っていますが、基本的には“いい加減なちょい悪オヤジ”です」と役柄について説明を。また、特撮のレギュラーは初とのことで、「1年間、同じ役に付きあう機会は、このご時世なかなか珍しい。さらにオリジナルのストーリーなので、この先どうなっていくのか、最後まで残っているかもわからない。“このキャラクターをもっと活躍させよう”と思わせるような何かをやっていかないと、どうなるかわからないという恐怖感、危機感の中、気合入れていこうと思います」と、司令官らしい先を見据えた意気込みを語ってくれました。

★ヒーロー役の声優も決定!

宇宙戦隊キュウレンジャーの9人は宇宙人です。5人のヒューマンタイプをのぞく4人は獣人やアンドロイドなどバラエティ豊かなキャラクターがそろっていますが、これら非ヒューマンタイプのヒーローを演じる声優の皆さんが決定しました。
オオカミブルー/ガル役に中井和哉さん、テンビンゴールド/バランス役に小野友樹さん、オウシブラック/チャンプ役に大塚明夫さん、ワシピンク/ラプター283役にM・A・Oさんが決まりました。いずれも第一線で活躍される人気声優が集結!超絶豪華な布陣となっています!

オオカミブルー/ガル 声:中井和哉

スーパー戦隊シリーズには過去、敵役として何度か出演させていただきました。
今回はついに!念願の!正義の味方!ということで感激もひとしおです。
既に第一話の収録を終えたのですが、私が演じさせてもらうガルは、見たことのないアクション、触ったことのない質感で、ブルーの概念をぶち壊すような素敵なヤツでした。一年間付き合っていくのが本当に楽しみ!皆さんにも好きになってもらえるよう頑張ります。

中井和哉(なかい・かずや)
代表作:『ONE PIECE』ロロノア・ゾロ 『銀魂』土方十四郎

テンビンゴールド/バランス 声:小野友樹

幼き頃の憧れ、戦隊ヒーローの声を担当させて頂ける事を本当に光栄で嬉しく思います。ゴールドは僕の役柄としてもかなり珍しいトリッキーさを持つキャラクターですので、新境地を楽しみつつ、全力で演じさせて頂きますッ! 宇宙戦隊キュウレンジャー、是非応援して頂けると嬉しいです。

小野友樹(おの・ゆうき)
代表作:『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』東方仗助 『黒子のバスケ』火神大我

オウシブラック/チャンプ 声:大塚明夫

オファーを頂いた時、てっきり悪役だと思っていたのでびっくりしましたが…とても嬉しかったです。1年間地球を守ってみせます!

大塚明夫(おおつか・あきお)
代表作:『ブラック・ジャック』ブラック・ジャック 『ONE PIECE』マーシャル・D・ティーチ

ワシピンク/ラプター283 声:M・A・O

宇宙戦隊として、キュウレンジャーとして、ワシピンク/ラプター283を演じさせていただけることをとても光栄に思っています。ちょっと気難しいところがあるラプターちゃんですが、それ以上に可愛らしい部分もたくさんある夢見る乙女なので、その魅力をしっかり表現できるよう頑張りたいです。
9人戦隊ということで、それぞれのメンバーがどのように揃い、戦っていくのか楽しみにしていただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!

M・A・O(まお)
代表作:『まじっく快斗1412』中森青子 『デジモンアドベンチャー tri.』八神ヒカリ

バックナンバー