キョウリュウブラック/イアン・ヨークランド役 斉藤秀翼インタビュー

出演者インタビュー第2回目は、キョウリュウブラック/イアン・ヨークランド役の斉藤秀翼さんが登場! プレイボーイでお調子者に見えるイアンですが、常に冷静に物事を判断する目を持ち、実は人一倍強い情熱を秘めた男。そんなイアンの役作りや、ハードな撮影に備えての体力作り、現場での様子や、今やってみたいことなどについて話をうかがいました。

――イアンの役作りは?
イアンは、“クールで女好きでおしゃべり”という設定で、一見つながらない3つの要素があることに最初は悩んだんですよ。でも、冷静に立ち回る時もあれば、感情が爆発する時もあったり…人間はいくつもの面をもっていますよね。だから、逆にすごく人間らしいキャラクターなんじゃないかなと考えたんです。いろんな面を表現することで、イアンというキャラクターをどこまでも広げていけたら面白いなと思っています。最近は全然女の子を連れてないので、そういうエピソードももうちょっと作って欲しいんですけど(笑)

――印象に残っているエピソードは?
イアンの過去の真相が分かった第4話ですね。最初に1~4話の台本をまとめてもらって、僕は4話から撮り始めたんですよ。イアンというキャラクターのベースになる芝居だったので、自分の中でも力が入りましたし、ここからいろんな歯車がかみ合って動き始めて。そこからは、いろんな要素を取り入れながら、イアンというキャラクターが広がっていきました。親友の本当の仇がアイガロンだと分かった第16話も印象に残っています。のどをからして叫ぶ怒りなのか、煮えたぎるように湧いてくる怒りなのか、いろいろ考えましたね。

――アクションに関しては?
ダイゴは体を大きく使ったアクロバットな動き、アミィは足を使って…と、それぞれ特徴があるけど、イアンは武器が銃なので遠くから撃ってしまえばいいんですよね。でも、それだけでは面白くないので、どうやってアクションをつけていこうかと考えました。トリッキーな動きや小技、何気ない動きでも射撃を難しく見せるための予備動作、そういう見せ方のできる動きを意識しています。

――ハードなスケジュールの中での体力作りや体調管理は?
トランポリンを使って前宙の練習をした時、小学生の頃は平気でできてたのに、今は恐怖心の方が先にきてしまって。そこを乗り超えなきゃと思って、体を鍛えるのを含めて、時間があればトレーニングしています。現場で時間を見つけて腕立てや腹筋をしたり、近所をジョギングしたり。ジョギングの途中の公園で、ブランコの支柱を使って懸垂して、限界に達したらまた走って、もう一度公園に戻ってきて懸垂して…ということを何周かやったりしています。アクションについていける体は作っておかないと、自分もしんどいですし、できることの幅が狭まるので、必要最低限のことはやってますね。

――現場の様子は?
それぞれマイペースで、居心地がいいですね。ノッさんは、いつも元気。朝から「おはよー!」って元気にやって来て、ロケバスに乗った瞬間に寝る(笑) 体力ゲージが短いんですよ。みんなが100充電したとしたら、ノッさんは30くらいしかないんで、すぐなくなるんです(笑) でも、毎朝、ノッさんが持ってきてくれるテンションが、みんなの空気も上げてくれるからありがたいですね。
竜星とは、ビリヤードやダーツをやったり。僕はもともとビリヤードをやってて、竜星はダーツをやってたからルールを教えてもらって。やってみたら面白くて、はまりましたね。でも、竜星は手足長いからダーツの的への距離が近くてズルイ(笑)

――これからの見どころは?
最大の見どころは、夏くらいに訪れるノッさんの最終回、そして最近噂になっているレッドの最弱説、そのあたりの疑惑を持ちながら見ていただけると…(笑) すみません、冗談です(笑) 本当の見どころは、シアン、グレーに続き、かつての戦士がそろっていくので、彼らと関わっていく中での僕らの成長を見ていただきたいですね。

――この仕事を始めたきっかは?
中学校は運動部の部活をやってたんですが、高校では運動はもういいかなと思って。母親に「3年間のんべんだらりと過ごすんじゃなくて、何かやりたいものを見つけなさい」と言われて、ギターを習い始めて、バンドを組んだりもしていました。ヴィジュアル系から洋楽まで幅広く好きだったので、ライブをやる時には1曲目にエリック・クラプトン、2曲目にT-BOLAN、3曲目にオリジナル曲…と、いろいろやってましたね。そんな中、すごく好きなGACKTさんのライブを見て、「あのステージの上に立ちたい」と衝撃を受けたんです。その何週間か後に、今の事務所の全国オーディションがあると知って、応募したのがきっかけです。もともとは音楽がやりたくてこの世界に入ったんですが、芝居をやらせてもらうことになり、いざやってみると、楽しいし、深いし、難しいし、自分にとっていい経験になっていると思います。今後も芝居を続けていきたいですし、もちろん歌もやっていきたいと思っています。一度しかない自分の人生、やりたいことがあればやってみようというポリシーで、あまり枠にとらわれずにいけたらいいですね。

――キョウリュウジャーでも、キャラクターソングで歌を披露してますよね?
イアンの「Solid Bullet」は、ギターのリフから入るロック。曲もカッコいいし、映像と組み合わさったところもカッコよかったんですけど…歌に納得いかなくて。もう一回レコーディングしたいな(笑)

――では最後に、斉藤さんのブレイブなエピソードを!
う~ん、何だろう? 興味を持ったら何でもやってみるタイプで、躊躇したり、緊張したりすることってあまりないんですよ。あっ、でも、初めてレーシングカーの助手席に乗せてもらった時は、“ブレイブ”が必要だったかな。かなり高速なのに、景色が止まってみえるんですよ。今は、スカイダイビングをやりたいと思ってるんです。前にやったバンジージャンプは全く恐怖心もなく、飛び出す時の「3、2、1」の掛け声もフライング気味で飛び出しました(笑) スカイダイビングでは、体はどういう感覚なのか知りたいですね。

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