ブレイブ43 「たましいのつるぎ!うなれストレイザー」[2014年1月5日放送]

トリンと特訓を続けるソウジは、“トリニティーストレイザー”会得まであと一歩。父・源流によると、あとは“魂”だけだという。自分に足りないものが何か悩むソウジの前に、生き別れの母・麗子(萩原佐代子)が現れる。ファッション界を牛耳るカリスマデザイナーである麗子は、別れた夫・源流からソウジを取り上げ、ファッションモデルにしようとしているのだ。
ソウジを危険な戦いから遠ざけたい麗子は、異論があるなら戦隊の責任者が話しに来いという。しかし、トリンが出向けば、麗子を驚かせてしまうに違いない。そんな中、エンドルフが出現。ドゴルドを手下にしたエンドルフは、自分への忠誠心を試すため、ドゴルドとキョウリュウジャーを戦わせようとしているのだ。
一方、源流と麗子は、ソウジをめぐって言い争いに。愛する2人が争うのを見たくないソウジは、思わず2人とも嫌いだと口走ってしまう。そこに、獣電戦隊の創設者の“鳥居”だと名乗る男が、麗子たちの元に現れる。鉄砕の幻術により人間の姿になったトリンだった。鳥居は、まずはソウジをいさめ、冷静になるよう両親を諭す。
そこに、謎の黒マントの男が出現し、麗子より哀しみの濃い源流を連れ去ろうとする。ソウジは、離婚の時、父を哀しみから守りたいと思い父の元に残ったことを思い出す。人を哀しみから守りたいと思う気持ちこそがソウジの“魂”なのだ。ソウジは“トリニティーストレイザー”を完全に会得。ソウジは黒マント男から源流を救出し、ゾーリ魔たちも一掃する。
7人そろったキョウリュウジャーは、必殺技をエンドルフに放つ。するとドゴルドが自らを盾にしてエンドルフを守る。巨大化したドゴルドには、ライデンキョウリュウジンで応戦するが、ドゴルドの罠にひっかかり逃がしてしまう。この一件で、麗子はソウジが戦隊を続けることを認め、源流と麗子はもう一度冷静に話し合うことに。両親の和解に喜びを隠せないソウジだった。

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