獣電池1〜5番が6本に増え、7、8、9番の獣電池も2本ずつ増えてアンキドンたちも技で使えることに。これで戦隊力も大幅アップ！　しかし、トリンは辛そうな様子を見せ、その場を立ち去る。トリンを追うダイゴの前に父・ダンテツが現れる。ダンテツは、トリンに届けるようにと、ダイゴに秘石を渡す。さらに、「お前は何があってもトリンを信じきれるか？」と意味深な言葉を。

トリンに秘石を渡したダイゴは、トリンとダンテツが友人であることを知る。さらにダイゴは、トリンが一人で抱えているものについて聞こうとするが、トリンはそれはデーボスを完全に倒すまでは話せないと言う。そんな中、アイドルのコンサート会場に、デーボ・カリュードスが出現。駆けつけたキョウリュウジャーは、カリュードスに立ち向かう。

その間に、トリンは、キャンデリラと手を組んだエンドルフの襲撃に遭い、捕えられてしまう。キョウリュウジャーが駆けつけると、カオスの命令により、トリンは左羽を切り落とされ、無残な姿に。はるか太古の昔、トリンに左肩を切り落とされたカオスは、いつかトリンを同じ目にあわせてやると、1億年以上の間、怨みを抱き続けてきたのだ。

キョウリュウジャーは、カオスたちに立ち向かい、トリンを救出しようとする。ところが、キャンデリラの闇の歌を聞いた途端、トリンはキョウリュウジャーを攻撃し始める。変身解除してしまったダイゴたちが必死でトリンを止めようとする中、カオスが衝撃的な言葉を。トリンは、元々はデーボス軍の一員で、カオスの弟だというのだ。

信じないキョウリュウジャーたちの前で、カオスはその証拠を見せる。デーボス細胞の持ち主だけを巨大化させる復元水をトリンにかけたのだ。するとトリンは巨大化してしまう。キョウリュウジャーはキョウリュウジンでトリンを止めようとし、空蝉丸はラッキューロの持つ巨大モンスターを元に戻す玉を探す。ところが、戦いの中、トリンは自らの手で獣電剣に貫かれ…