ブレイブ18「つかんだッ!カンフーひっさつけん」[2013年6月23日放送]

キョウリュウグレーに、戦隊からの追放を通告されたダイゴ。病院を抜け出しグレーに攻撃をしかけるが、やはり歯が立たない。グレーによると、ダイゴはただの怖いもの知らずだからダメなのだという。実は、グレー・鉄砕(出合正幸)は初めて獣電池で変身したキョウリュウジャー。だからこそ進化するデーボス軍の恐怖を誰よりも知っているのだ。
グレーはダイゴに最後のチャンスを与える。復活した“デーボ・ナガレボーシ”のボディと同強度のグレーの固い頭にキズひとつでもつけることができたなら、ダイゴを認めようというのだ。ダイゴは、グレーを追いかけ、心の迷いで人間を殺す“逢魔(おうま)の森”へ。そこでダイゴは、自分の心が生み出す幻に遭遇する。
自分の怖いものを探すダイゴの前に、ナガレボーシ、グレー、父・ダンテツが現れるが、ダイゴにとってそれらは怖いものではない。父の幻と対話する中で、ダイゴは自分が恐れるものは、やっと出会えた仲間を失うことなのだと気付く。その頃、ひとりでナガレボーシに立ち向かっていた空蝉丸がデーボス軍に捕まってしまう。
空蝉丸の危機を知ったダイゴは、助けに向かおうとするが、そこにグレーが立ちはだかる。そこでダイゴは獣電池を温存するため、チェンジしないままグレーに立ち向かい、ついに固い頭にキズをつける。仲間が危ないという恐怖がダイゴに力を与えたのだ。グレーに認められたダイゴは、空蝉丸のもとに駆けつけ、仲間とともにナガレボーシを撃破。
巨大化したナガレボーシには、キョウリュウジンマッチョで応戦するが、隕石弾で攻撃してくるナガレボーシに近づくことができない。そこに鉄砕が駆けつけ、キョウリュウジャーにブンパッキーを託す。キョウリュウジャーは、ブンパッキーと合体したキョウリュウジンカンフーで、ナガレボーシを撃破。頼もしい新たな仲間が増えたのだった。

バックナンバー