ブレイブ6「ストップ!うたうキャンデリラ」[2013年3月24日放送]

暴れ出したアンキドンの体内には、太古から恐竜たちを苦しめた、病気を操るデーボモンスター“デーボ・ウイルスン”がいた。ウイルスンは中世の時代にも一度復活し、ラミレスとアンキドンによって粉々に粉砕された。しかし、その破片がアンキドンの体内にとりついて、五百年以上の時をかけて増殖していたのだ。なんとか倒さなければ、抵抗を続けているアンキドンが力尽きてしまう。
必ずアンキドンを助けると、ラミレスに約束するキョウリュウジャー。そんな中、アミィはラミレスが一瞬だけ見せた切ない顔が気になっていた。実は、アンキドンが力尽きると同時に、獣電池の中に眠るラミレスの戦士の力も消えてしまう。このままでは、ラミレスはスピリットとしての存在すら維持できなくなるのだ。
それを知ったアミィは、少しでもアンキドンの近くにいられるよう、ラミレスを連れ出す。そこにウイルスンが出現。アミィは変身して戦うが、目の前のウイルスンは幻で、本体はアンキドンの中にいた。ウイルスンは、邪悪なモンスターを元気にするキャンデリラの歌で活性化し、どこにでも自分のヴィジョンを作り出せるようになっていたのだ。
駆けつけたレッドたちの協力を得て、ピンクとラミレスはアンキドンの居場所を突き止める。ピンクは、トペランダの獣電池の力でペラペラになってアンキドンの獣電池の中に潜入。さらに、ラミレスの言葉から名案を思いつき、誘惑のスティメロの獣電池を使ってウイルスンをアンキドンの体外に誘い出す。5人そろったキョウリュウジャーはウイルスンを撃破。
しかし、ウイルスンは巨大化。するとラミレスが、鋼(はがね)の勇者・キョウリュウシアンに変身。そして、アンキドンは、ガブティラ、ドリケラとカミツキ合体し“キョウリュウジン マッチョ”となり、ウイルスンを撃破する。戦いを終えたラミレスは、キョウリュウジャーにアンキドンを託し、世界に散った他の獣電竜を探すため旅立ったのだった。

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