ある日、イアンは宝石店を襲うマントの怪人に遭遇。イアンには、怪人のマントに見覚えがあった。怪人の正体は、デーボモンスター“デーボ・ドロンボス”。レッドたちも駆けつけ応戦するが、マントで全て攻撃をかわされ、レッドがドロンボスに捕えられてしまう。レッドは自分にかまわず撃てと言うが、ブラックは引き金が引けず、ドロンボスを逃してしまう。

トリンはケントロスパイカーの力を借りようとするが獣電池が見当たらない。そこに再びドロンボスが出現。レッドたちが駆けつけると、そこにはケントロスパイカーの獣電池を持ったブラックが。ブラックは、ガブリボルバーにケントロスパイカー獣電池をセットし発射するが、その威力がすごすぎて吹っ飛ばされてしまう。一人で使うには、強すぎる獣電池のようだ。

イアンが無茶をするのには理由があった。超古代文明の研究をしていたイアンは、1年前、親友のトレジャーハンター・御船士郎(海老澤健次)とともに、超古代の秘宝を求め、ある国を訪れた。そこでドロンボスに襲われ、親友を失ってしまったのだ。自分が銃弾を外してしまったがために…。イアンは、親友の仇をうちたいだけで、仲間などいらないと言う。

そんな中、ドロンボスが出現。しかし、獣電池のチャージはまだ終わっていない。キョウリュウジャーは、チャージ完了まで、変身できないまま立ち向かうことに。しかし、戦いの中でダイゴがドロンボスに捕まってしまう。そこにイアンがやってくる。今度こそ外さない！　イアンは見事ドロンボスを撃ち抜く。過去のトラウマに、自らの力で打ち勝ったのだ。

5人そろったキョウリュウジャーは、ケントロスパイカーの獣電池で5人の武器を合体させ、ドロンボスを撃破する。巨大化したドロンボスには、ブラックの獣電竜・パラサガン、ガブティラ、ザクトルがカミツキ合体したキョウリュウジンW(ウエスタン)で応戦。ガンマンスタイルの猛攻撃でドロンボスを撃破する。こうしてイアンも本当の仲間になったのだった。